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月200時間超の残業も 監督指導対象の事業場のうち約半数で違法な時間外労働を確認・指導 北海道労働局

HTB北海道ニュース / 2024年8月27日 15時3分

(c)HTB

北海道労働局は27日、長時間労働が疑われる事業場に対して労働基準監督署が昨年度行った監督指導の結果を公表しました。

時間外労働の上限は特別な事情がある場合でも単月で100時間未満、複数の月で平均80時間以内とされていています。

この監督指導は、時間外・休日労働時間数が1か月当たり80時間を超えていると考えられる事業場や、長時間の過重労働による過労死などの労災請求が行われた事業場を対象としています。

2023年度は対象となった1432事業場のうち、全体の約半数にあたる694の事業場で違法な時間外労働が確認され、是正・改善に向けた指導が行われました。

そのうち191の事業場で、1か月に100時間を超える時間外・休日労働が確認され、さらにそのうちの33事業場で1か月150時間を超える時間外・休日労働が確認されました。

なかには1か月に200時間を超える事業場もあったということです。

また、残業をしても残業分の賃金が支払われないケースが101の事業場で確認されました。

北海道労働局は、今後も長時間労働の是正に向けた取組を積極的に行うとともに、11月の「過重労働解消キャンペーン」期間中に重点的な監督指導を行うとしています。

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