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「罪悪感なく食べられる」規格外ミニトマトをジェラートに 農家へ転身した元バーテンダーのこだわり 石狩

HTB北海道ニュース / 2024年8月27日 17時17分

(c)HTB

売り物にならない規格外の野菜を生かしたスイーツを作る女性が北海道の石狩市にいます。バーテンダーから農家へ転身した女性のこだわりのものづくりに迫りました。

爽やかな赤色のジェラート。こちらは「規格外」のミニトマトから作られたものなんです。

石狩市の農園「石狩みのりファーム」の代表を務める佐々木洋実さん。元々バーテンダーをしていましたが子育てが少し落ち着いたタイミングで転職を決意し、3年前から地元の石狩市に戻り農家を始めました。

佐々木さん)

「長く続けられる年齢に関係なく長く続けられる仕事、いつか独立できるような仕事、何かものづくりがしたい。3つの条件すべて叶えられるなと思って、農業いいかもしれないと思って」。

佐々木さんは農業研修生だった時に、キズがついたミニトマトが大量に廃棄されるのを目にしたことがきっかけで、規格外品のミニトマトを使ったカクテルを考案。コンクールで優勝するなど評判を呼びましたが、このレシピを応用してより広い世代が食べられるジェラートにしたものが「農家のアイスGELATOMA」です。

佐々木さん)

「傷があるとか、太陽が強く当たって色がちょっと変わらなかったものですね、あとはヘタがとれたものをはね品としてジェラトマの原料にしています」。

森唯菜アナウンサー)

「おいしい!爽やか!トマトの味はするんだけど青臭くなくて野菜嫌いの人でも食べられる。フルーティーでクリーミー」。

そんなこだわりのジェラートは、恵庭市に本店を置く「ジェラートLicoLico」が製造を担当。原材料の40%以上がミニトマトで、1つのジェラートに規格外のミニトマト4個分が使われているそうです。

佐々木さん)

「普段野菜は苦手だなという方、体に気を使ってる方、甘いものを食べたいけども市販のアイスはという方は、罪悪感なく食べられるかなと思います」。

廃棄されるミニトマトから生まれ変わったジェラート。JAいしかりの店舗などで販売されているほか、石狩市のふるさと納税の返礼品にも採用されています。

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