新たな食品保存法「ZEROCO」 北海道内で全国初の実証実験はじまる
HTB北海道ニュース / 2024年8月28日 18時32分
野菜や果物などの生鮮食品をより長く保存できる新たな技術が開発され、北海道内で全国初の実証実験が始まりました。
■井口七海記者
「寒い!結構寒いですね」
8月28日から千歳市で始まる食品保存技術の実証実験。
その名も「ZEROCO」。
ZEROCOは冷蔵でも冷凍でもない新たな食材の保存方法。
倉庫内を温度0度、湿度100パーセントの状態に保ちます。
これにより、品質を保ったまま食材が長く保存できるということです。
ZEROCOのヒントとなったのが「雪下野菜」
寒冷地での伝統的な食品の保存方法が、いま冷蔵庫・冷凍庫に次ぐ第三の食品保存技術として注目されています。
■ZEROCO 楠本修二郎社長
「いままで届けられなかったクオリティでいままで届けられなかった地域に、メイドイン北海道をどんどん輸出して儲かる農業・漁業に貢献できれば」
いままでよりも長く野菜を保存することができるため、猛暑などの不作による品薄やフードロスの削減にも繋がるといいます。
■生産者は
「レタスを作っているのですが、レタスは非常に傷みやすい」「長期保存が可能だと作りやすい時期にたくさんとって保存できる」
加工食品もZEROCOで予備冷却をしてから冷凍すると、保存添加物を使わなくても新鮮なまま保存することが出来るそうです。
こちらは1週間前に握られた寿司。
ZEROCOで1日保存してから冷凍しました。
■井口七海記者
「お米ももちもちしていて、冷凍したとは思えない食感でおいしいです」
「1週間前に作ったとは思えない」
新たな食品保存法、ZEROCO。
将来、私たちの身近な存在になっているかもしれません。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
千歳に食材の長期保存拠点 実証実験始まる
テレビ北海道 / 2024年8月28日 17時7分
-
ZEROCO株式会社と産学連携推進に関する包括協定を締結
Digital PR Platform / 2024年8月23日 12時59分
-
ZEROCO株式会社と産学連携推進に関する包括協定を締結
共同通信PRワイヤー / 2024年8月23日 9時27分
-
ZEROCO株式会社、学校法人 東京農業大学と産学連携推進に関する包括協定を締結。共同研究や人財連携等を通じて、食課題解決への基盤づくりを目指す。
PR TIMES / 2024年8月21日 16時15分
-
ZEROCO社、農業生産法人JAPAN FARM PARTNERと共に、生鮮食品の安定した在庫保管を軸にした新しいバリューチェーンの構築へ
PR TIMES / 2024年8月20日 10時45分
ランキング
-
1「仏様に祈るしかない」 台風31日に最接近の滋賀、対応に追われる
毎日新聞 / 2024年8月28日 15時14分
-
2「最悪の場合を想定して」危機管理アドバイザーに聞く備え ゆっくり台風で被害の長期化視野に
MBC南日本放送 / 2024年8月28日 16時34分
-
3鹿児島県に特別警報=台風10号接近で暴風、波浪、高潮―気象庁「安全確保を」
時事通信 / 2024年8月28日 18時20分
-
4九州の広範囲で停電リスク 台風の動きが遅く影響が長引くおそれ
ウェザーニュース / 2024年8月28日 14時35分
-
5台風10号の疑問 なぜ急カーブ進路予想?速度ノロノロはなぜ? 広瀬駿気象予報士は「ジョギングの速度で、ひょっとすると迷走気味に東進」
MBSニュース / 2024年8月28日 13時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください