市民プールで授業中に小6児童が溺れ意識不明 教職員4人指導も監視員おらず 北広島市

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29日午前、北広島市の市民プールで水泳の授業を受けていた小学6年生の女子児童が溺れ、意識不明の状態で病院へ搬送されました。

須藤真之介記者：「女の子は授業中にこちらのプールで溺れました。現在も規制線が張られているなかで、警察官が当時の状況を調べています」。

29日午前9時半ごろ北広島市白樺町3丁目の市民プールで、管理人から「女の子がプールで溺れた」と消防に通報がありました。北広島市教育委員会によりますと、当時、このプールでは北広島市立緑ヶ丘小学校の6年生の2クラス39人に、教職員ら4人が水泳の授業を行っていましたが、プールの監視員はいなかったということです。

須藤真之介記者：「女の子は一般用のプールで泳いでいたところ、溺れたということです」。

市民プールの関係者によりますと、緑ヶ丘小学校は毎年このプールで水泳の授業を行っていて、溺れた女子児童が泳いでいたプールは、深さ93センチだったということです。

消防や北広島市教委によりますと、溺れた女子児童には事故直後AEDなどによる応急処置がとられ、病院搬送時には脈や呼吸はあるものの意識がない状態だったということです。

北広島市や警察などが、授業が行われていた当時の詳しい状況を調べています。