北海道 陸自・旭川駐屯地「弁当水増し発注」詐欺事件 元自衛隊幹部と受注業者の男に執行猶予付き有罪判決

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北海道の陸上自衛隊旭川駐屯地で、弁当を水増し発注し、およそ316万円をだまし取ったとして起訴されていた元自衛隊幹部と、受注業者の男に、執行猶予つきの有罪判決が言い渡されました。

起訴状などによりますと陸上自衛隊旭川駐屯地の元2等陸尉・目時芳幸被告55歳と、旭川市で食品などを扱う会社の元会長・宮崎二維被告76歳は、共謀し、2023年1月から11月にかけ、自衛隊員の弁当5130個を実際より水増して発注し、あわせて316万619円をだまし取った罪に問われています。

29日、旭川地裁で開かれた裁判で、小笠原義泰裁判長は「手口は単純であるが、悪質な犯行」とした上で「両名とも事実を認めて反省の態度を示している」などとして、目時被告に懲役3年執行猶予5年、宮崎被告に懲役3年執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。