「医療費の還付金がある」次々と電話が…60代男性 札幌市職員を名乗る男らから390万円だまし取られる

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札幌市中央区の男性が、札幌市の職員を名乗る男らから「医療費の還付金がある」などと言われ現金およそ390万円をだましとられました。

被害にあったのは札幌市中央区に住む60代の男性です。今月15日、札幌市健康保険課の職員を名乗る男から、「医療費の還付金がある。保有口座を教えてください」などと男性の自宅に電話があり、男性は口座の情報を伝えてしまいました。今月29日、男性の元に再び札幌市健康保険課の職員を名乗る男と金融機関の本店職員を名乗る男から次々と電話があり、「還付金を受け取る手続き」と称して、インターネットバンキングのサイトを開くように指示を受けました。男性がサイトを開くと男らは、今度は「パスワード」と称して、男性に振り込み金額を入力させました。男性は指示に従い3回にわたりおよそ390万円を振り込んでしまったということです。その後、男性が残高を確認したところ金額が減っていたため、だまされたことに気付いたということです。

警察は「ATMやインターネットバンキングを捜査して還付金が受け取れるという話は詐欺」と注意を呼び掛けた上で、警察相談ダイヤル「＃9110」を活用してほしいとしています。