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スーパーなどで新米入荷始まる 道産の新米はあと半月ほどで流通し供給は安定に向かうも値上がりの見方も

HTB北海道ニュース / 2024年9月2日 16時47分

(c)HTB

ようやくスーパーなどで新米の入荷が始まりました。お米の品薄は解消に向かいそうですが、価格については心配する見方もあります。

札幌市豊平区にあるお米の専門店「玄米工房こめしん西岡店」。2日朝、千葉県産のコシヒカリの新米が入荷されてきました。

本吉智彦記者:「午前10時をすぎました開店とともに米を求める客で店の中は大変混雑しています」。

多くの家庭に行き渡るようにと、新米は1回の買い物で1袋でお願いしています。それでも、ようやくお米を手にした人たちは喜びと安心の様子。

客:「孫たちにごはんないと、どうしても並んでも買わないと」。

客:「お米がないと生きていけないのでうれしいです。はやく新米が出てくれるといいです。こんなことして買わなくていいので」。

開店から、わずか30分。120袋入荷され5kg入りの新米は、およそ50袋が売れました。

こめしん西岡店 住本麻由子店長:「土日でお買いあげいただけなかった方が集中したと思います。午後から夕方にかけていらしゃる方にご対応できるよう臨機応変に販売していきます」。

この店では8月31日から新米の入荷が始まっています。お米が品薄になった影響で先月の下旬ごろからお米を買い求める人からの問い合わせも殺到。大忙しの状況が続いています。

こめしん徳山大介社長:「釧路も札幌もスーパーにお米がない状況になって、うちに殺到するようになりました」。

疲労困憊のスタッフを気遣い、新米入荷の前日には札幌と釧路にあるすべての店舗を休業。スタッフの体力回復に努めました。

こめしん徳山大介社長:「新米のそのあとの入荷の予定や米の在庫の状況をみて、一旦休みをとって新たに頑張るといいますか」。

ようやく出回り始めた新米ですが、気になるのがその出来栄えです。

例年より4日ほど早く稲刈りが始まった、米どころの道北・東川町。

高橋農園 高橋豊さん:「くもりや雨の日が続いて日照不足は気になったんですが、品質もよく例年並みに獲れるのではないかと思う」。

ホクレンによりますと今月10日までに道内各地でコメの収穫がはじまり、今月中旬には道産の新米の流通が始まる見込みだということです。収穫量は例年並みになる見通しです。

価格については収穫後の品質にも左右されますが、農業用機械の燃料費や人件費の高騰などの影響で去年よりも高くなるという見方もあります。

こめしん徳山大介社長:「10kgで1500円、5kgだと半分の750円ほど値上がりしそう」。

あと半月ほどで道産の新米が流通し供給は安定に向かいそうですが、家計にとっては厳しい価格になるかもしれません。

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