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秋サケ初セリ 最高値1キロ8万8888円 ホテルとぎょれんのタッグで秋サケおいしく味わうイベントも

HTB北海道ニュース / 2024年9月3日 16時48分

(c)HTB

3日札幌で秋サケの初セリが行われました。最高値は1キロあたり8万8888円で過去10年で最も高い値段がつけられました。

サケといくら秋サケにぷりっぷりのいくら。秋を代表する北海道の味覚ですが、今年は記録的な不漁が予想されています。

「ただいまから秋サケ、セリをはじめます」。

3日朝、札幌市中央卸売市場で行われた秋サケの初セリ。ブランド鮭=銀聖のオスについた最高値はなんと1キロあたり8万8888円。去年のおよそ4倍で、過去10年で最も高い価格となりました。落札したのは恵庭市のスーパーです。

最高値をつけたうおはん・岩渕啓太さん)

「豊漁を願って応援価格ということでこの値段をつけさせてもらいました。きょうはお店休みなのであす1日飾って、普通通り売ることになると思います」。

2日市場関係者によりますと道内の秋サケの漁獲量は去年の3割から4割程度にとどまっているといいます。

大樹漁協・川井広道専務理事)

「結構やせているというか、ひょろ長い。この海域は前年比の20%減くらいの予想なので予想が外れてくれることを願っています」。

道総研によりますと今年の秋サケの来遊数は、海水温の上昇などで去年よりも25%ほど減る予測で平成以降最低となる見込みです。

こうした中、9月から秋サケをおいしく味わうことができるイベントが始まりました。

JRタワーホテル日航札幌とぎょれんがタッグを組んだ「海のサステナブルDish」です。

森唯菜アナウンサー)

「うーん、サケがふっくらしています。プチっとしたイクラの食感も良いアクセントになっています」。

北海道ぎょれん・西尾快さん

「秋サケにつきましては稚魚を放流して、人工ふ化技術を使って増やしていきたいと」。

水産資源の保全に配慮して獲られた道産の秋サケやいくら、ホタテとコンブを一皿に凝縮した贅沢な逸品を味わうことができます。

森唯菜アナウンサー)

「秋サケに、ホタテであったり、昆布であったりきのこであったり、うまみの相乗効果です」。

9月28日には親子で北海道の海産物について学べるランチ付きのイベントも開催されるということです。

JRタワーホテル日航札幌 鈴木智哉さん)

「料理を提供して環境への配慮について考えるきっかけになってくれるとうれしいと思います」。

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