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自民党総裁選 道内議員の動向は?野党は?そして注目の選挙区はどうなる

HTB北海道ニュース / 2024年9月4日 20時17分

(c)HTB

千歳市の農園で、トウモロコシを食べるのは、いち早く総裁選への出馬を表明した小林鷹之・前経済安保担当大臣です。

小林議員「食糧安保の中心になって支える場所だと思っているので。食料自給率は200%をゆうに超えているので。そこのポテンシャルを引き出さないと」

先月、自民党総裁選への不出馬を表明した岸田総理。

支持率低迷による突然の退陣表明で、次の総裁選びへの号砲が鳴らされました。

和田義明議員「私は小林鷹之先生を応援いたします」

札幌で開かれた和田義明衆議院議員のセミナー。

出席した小林議員は、党員らを前に支持を訴えました。

小林議員「国民の皆様の声がしっかり届く自民党にしなければいけないし、国民の皆様の目がしっかり届く自民党にしなければいけないと思います」

知名度不足が課題という小林議員。手ごたえは

小林議員「頑張れという前向きなメッセージをたくさんいただきました。」

道内選出議員では、和田議員のほか、武部新、高木宏壽両衆議院議員が支持を表明しています。

武部新衆院議員「新しい世代からしっかりと訴えないといけないという思いを多くの中堅・若手議員が共有しています。挑戦者として立ち上がってくれたので、一緒になって戦っていきたいなと強く思って応援している」

5度目の出馬を表明した石破茂元幹事長。伊東良孝衆議院議員が支持を表明しています。

伊東議員「長い付き合いもそうですし、日頃の彼の理路整然たる考え方、挨拶。そういうものも素晴らしいと思っておりましたので」

中村裕之衆議院議員は高市早苗経済安保担当大臣を

鈴木貴子衆議院議員は茂木敏充幹事長を

船橋利実参議院議員は河野太郎デジタル担当大臣を支持する意向を示しています。

今回の総裁選、争点の一つになるのは派閥のパーティー券を巡る裏金問題に端を発した「政治とカネ」の問題。

2000万円を超える報告書への不記載が発覚した橋本聖子参議院議員は。

橋本聖子参院議員「私は当事者でありますので、どういった考えにも重く受け止めて、対応をしなければいけないと思う。そういうことをしっかりすることで新たなスタートが切れると思います」

12日の告示に向け、道内議員の動きもあわただしくなってきています。

一方、同じくトップを決める代表選挙が、今月23日に行われる野党第1党の立憲民主党。

これまでのところ、枝野幸男元代表と野田佳彦元総理が出馬を表明したほか、札幌出身の泉健太代表も出馬に向けて推薦人集めを進めています。

この代表選での争点の一つは、共産党も含めた選挙協力のあり方です。

前回の選挙では、道内12選挙区のうち9つの選挙区で、共産党が候補者を擁立せず、立憲民主党はそのうち5つの選挙区で勝利しました。

しかし、次の選挙に向け、立憲民主党は12の選挙区全てに候補予定者を擁立。

共産党とは現職がいる5選挙区も含め7つの選挙区で競合している状況です。

逢坂誠二道連代表「まず我が党自身がどんな状況でも勝つんだ、どんな状況でも戦うんだという基盤を作ることが大事だと思っているので、そっちが先決です」

一方、共産党側は

千葉隆道委員長「いろいろな関係される方と精力的な話し合いを進めていくと思う、お互いに政党と政党、しっかりお互いの利益になるような共闘でなければ意味がありませんので」

これまで1区から3区に候補予定者を擁立をしている日本維新の会。

馬場代表は、札幌市内を中心に候補擁立を進める考えを示しました。

馬場代表「1人でも多く擁立はしたいというふうに考えています、全選挙区に擁立をするという目標ですね」

総選挙を見据えて各党の動きがあわただしくなる中、注目の選挙区では水面下で戦いが始まっています。

ライブ配信をするのは、北海道8区から出馬予定の自民党の新人、向山淳さんです。

向山淳さん「会社に行ったりとか、会えない層がネットで見てくれるので、そういう意味ではいろんな手段の一つとして大事」

過去3回の選挙で、公認候補が敗れた自民党は、去年7月、「若さ」や「女性」を重視した公募を実施し、選ばれたのが埼玉県出身でハーバート大学大学院を修了した向山さんでした。

子育て真っ只中の向山さん。

95回目を迎えた動画配信「むこじゅんlive」は、子どもを寝かしつけた後に事務所に戻り、配信しています。

知名度の向上に向け、特に女性や若い世代へのアピールに力を入れています。

向山淳さん「選挙が見えてくると時間がないなという焦りはもちろんあるんですが、本当に200%の活動をして知っていただくしかないので、今できることをかんばります」

逢坂誠二議員「これから災害にどう備えるかは一つ大きいですね」

函館市内の複合施設で有権者と語る会を開いたのは、立憲民主党の現職・逢坂誠二議員です。

逢坂誠二議員「どうしても選挙を前にすると耳障りのいい話するじゃないですか。耳障りのいい話だけではダメなんだということを、どうやってみんなにどうわかってもらうか。難しいけどね」

立民本部の代表代行や道連の代表など要職を務めている中、週末には地元に戻り、町内会ごとに住民の声に耳を傾ける集会を開いています。

逢坂誠二議員「自分が目指す政治の姿、国民の命と暮らしを守るということをストレートに訴えていきたい」

激しい選挙戦が予想される北海道8区で、その動きが注目されるのは函館市の大泉潤市長です。

俳優・大泉洋さんの兄という抜群の知名度を生かし、去年の市長選で過去最高の得票率で初当選。

選挙では立憲民主党の支援を受けた一方、市長の後援会幹部が向山さんの後援会の役員に名を連ねています。

去年秋に開いた市政報告会には、逢坂議員と向山さんの姿がありました。

両者から熱いまなざしを送られる大泉市長は・・・

大泉市長「今の段階で何か想定して決まっているものはないわけですね、どういった政策を候補者がかがけられるのか、それに共鳴できるのかどうかがカギになる」

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