殺人容疑に切り替えへ 妻への“殺人未遂”で84歳夫を逮捕 「来週夫婦でバスツアー」 一体何が…

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北海道伊達市で、82歳の妻を殺害しようとしたとして84歳の夫が逮捕された事件。妻はその後、死亡が確認されました。2人の間に何があったのでしょうか。

自宅でうつ伏せになり、倒れていた妻。発見された時、容疑者の夫も自宅にいたということです。

加藤諒也記者：「現場検証が行われています。窓の近くでは警察官が調べを進めています」。

殺人未遂の疑いで逮捕された、伊達市錦町に住む船田辰雄容疑者（84）。自宅で、妻・芳子さん（82）の首を絞めて、殺害しようとした疑いが持たれています。芳子さんと最後に連絡が取れたのは、3日の午後7時前です。4日午前7時半過ぎに、親族から警察に「電話をしても出ず、心配になり訪問したが応答がない」と通報がありました。

警察官が駆け付けると、芳子さんは意識不明の状態で倒れていました。その後、芳子さんは搬送先の病院で死亡が確認されました。船田容疑者と芳子さんは、夫婦2人暮らしでした。

記者：「2人の間のトラブルは？」

近所の人：「ないような気がするよ。（奥さんは）感じいい人だもの」。

記者：「どんな感じのご主人？」

近所の人：「人当たりのいい人でしたよ。奥さんもよくお話したり、行き来していたけれど」。

記者：「奥さんは？」

近所の人：「にこやかな人。いつも朗らかな人だった」。

近所に住む別の人からはこんな話も。

「船田さんは、8日に行われる自治会主催のファイターズ戦のバスツアーに、夫婦で申し込んでいました」。

仲が良さそうな夫婦の間に、何があったのでしょうか。警察の調べに対し、船田容疑者は「妻の首を絞めました」と容疑を認めています。警察は、船田容疑者の容疑を殺人に切り替えて、動機などについて調べる方針です。