8月北海道サンマ水揚げ 昨年比4倍以上と豊漁 大型船＆魚の分布多く 漁期全体は昨年並みの低水準と予想

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8月の北海道内のサンマの水揚げが昨年と比べ4倍以上と豊漁であったことがわかりました。

漁業情報サービスセンター（東京）によりますと、8月の道内のサンマの水揚げ量は根室の花咲港が2159.4トン（昨年は503.5トン）で昨年比約4倍。厚岸港が175.6トン（昨年は52.2トン）と昨年比約3.4倍だったことがわかりました。

豊漁の背景について漁業情報サービスセンターは「今年は大型船が時期を前倒して小型船と一緒に操業を始めたことに加え昨年と比べ、日本に近い海域（片道1日半ほどの公海）で魚の分布が多く、その群れをうまくつかまえられた」と分析しています。

今後については「しっかりとした魚の分布が確認されてることから向こう1か月半ほどは昨年同時期を上回る漁獲が見込まれるが、その後は沖合の分布が少ないため漁獲は伸び悩み漁期全体を見ると昨年並みの低水準に落ち着くだろう」と見ています。