自民党総裁選迫る 候補予定者が続々北海道入り

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9月12日木曜日に告示される自民党総裁選。すでに7人が出馬を表明していますが、この週末、候補予定者が続々と北海道入りしました。

空知の新十津川町。農場で自動運転のトラクターに乗るのは、河野太郎デジタル大臣です。

■河野大臣

「全部ロボットがやってくれるそういう時代が来たんだなというのが実感です」

3年前の総裁選では決戦投票で敗れた河野氏。この日は自らを支持する船橋利実参議院議員の案内で空知管内をまわり、農家の所得向上に取り組む考えを示しました。

■河野大臣

「農家が稼げるような農業政策が必要になってくると思う」

「自動化の技術というのがもっともっと農業の中に取り入られるようにしていかないといけない」

9月12日に告示、27日に投開票される自民党の総裁選挙。

これまでに石破茂元幹事長、小泉進次郎元環境大臣、茂木敏充幹事長、林芳正官房長官らが出馬を表明しているほか、9日午後には高市早苗・経済安保担当大臣も出馬会見を開きました。

■小林鷹之元経済安保相

「きょうは武部新代議士の地元、オホーツクの大地に降り立ちました」

8日、北見市を訪れたのは、最も早く出馬を表明した小林鷹之前経済安保担当大臣。北海道入りは2回目です。

■武部新議員

「（小林氏は）こういう日本の国を作りたいんだ、世界でリードする日本を作りたいんだというビジョンを持った政治家です」

武部新衆議院議員のセミナーに出席した小林氏。ご当地ならではの農業政策について訴えました。

■小林鷹之前大臣

「世界に打って出るような稼げる農業、稼げる漁業というものを北海道から日本全国へ展開していくような」「豊かで活力ある、そういう地域を作っていけるような、そういう地方、国づくりを国が支援していくべきだと思う」

会場には、武部議員の父、勤氏の姿が。

かつて小泉進次郎氏の父・純一郎総理の下で幹事長を努め「偉大なるイエスマン」と呼ばれた勤氏。息子は小泉氏ではなく小林氏を支持していますが…

■武部勤元幹事長

「小泉進次郎と小林鷹之、1番2番で頑張ってもらいたいな。それくらいの結果を期待していますよ」「若葉かおるそういうシーズンにしなきゃ」