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北海道 “高齢者窃盗団” 最年長88歳の男らの裁判始まる 刑務所で知り合い『コト』を持ち掛け…

HTB北海道ニュース / 2024年9月10日 16時21分

(c)HTB

10日、江別市の空き家に忍び込み、ウイスキー3本などを盗んだとされる高齢者2人の裁判が始まりました。検察は最高齢の88歳の男が犯行を持ちかけたと指摘しました。

捜査員に両脇を抱えられながらゆっくりと進む海野秀男被告88歳。今年5月、江別市内の空き家に忍び込んで、ウイスキー3本などおよそ1万円相当を盗んだ罪に問われています。

札幌地裁で開かれた初めての裁判。海野被告は車いすに乗って法廷に現れました。起訴内容について事実と違いがないか、裁判官に聞かれた海野被告は「ありません」と述べました。

10日は、海野被告と共謀したとされる松田秀美被告71歳の裁判も同時に行われました。松田被告は法廷で「盗み目的で運転はしたが、邸宅侵入と盗みはしていない」と述べました。

88歳と71歳の2人。いつ、どこで出会ったのでしょう。

本間壮惟記者「海野被告と松田被告は札幌刑務所で知り合いました。そして出所後に再び集まり、犯行の計画を立てたということです」

札幌刑務所で服役中に、内部の工場で知り合ったという2人。裁判では検察側が、海野被告と松田被告の供述調書を提出しました。これによると、出所後の海野被告が松田被告に電話で、次のように犯行を持ち掛けたとされています。

「『コト』をするので運転してくれないか」

「コト」とは2人の間で盗み全般を現す「隠語」として使われていて、海野被告が「実行役」、松田被告が「運転役」を担っていたということです。

また、この2人は、渡辺健一被告69歳とも共謀したとされています。渡辺被告は盗んだ金品の「保管役」とされています。

海野被告と松田被告の次の裁判は10月3日に行われる予定です。

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