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北海道沼田町の名物「夜高あんどん祭り」倉庫の火事で焼けた“あんどん” 復活に向け町民が結束

HTB北海道ニュース / 2024年9月10日 17時50分

(c)HTB

北海道沼田町の夏の風物詩、「夜高あんどん祭り」。名物の巨大な「あんどん」が焼ける火事が8月末にありました。

高さ7メートル、重さ5トンの巨大なあんどんがぶつかりあう、「喧嘩あんどん」。沼田町の夏の一大イベント、「夜高あんどん祭り」のハイライトです。ところが…いま、その「あんどん」は黒く焼け焦げてしまっています。

今年の祭り終了から1週間後の、8月31日。あんどんを保管していた倉庫で火事がありました。この倉庫にあったあんどん7基のうち、1基が全焼。もう1基も土台を残すばかりで、ほとんど焼けてしまいました。出火原因は、電気系統の不具合の可能性もあるとみられています。

JA北いぶき沼田支所・今井信一支所長)

「煙があがったっていう情報を聞いて、夜高会館の方向だっていうことだったので、来てみたら農協のほう(のあんどん)も燃えていたという感じですね。」

土台だけを残したのは、農協のあんどんです。沼田町の伝統を絶やさないためにも、9月8日から来年の祭りに向けた修理が始まりました。

JA北いぶき あんどん連・林徳彰裁許長)

「とりあえず竹をまず外すんですよ。もう一回寸法をはかって、新しく作ろうかなと。」

修理にあたっては「あんどん」の骨組みを新たに作らなくてはなりません。焼け焦げた部分を削るなどして、まだ使える部分は再利用していくといいます。

JA北いぶき沼田支所 今井信一支所長)

Q全体を作り直すことはどのくらいかかりますか?

「いやもう1年くらい。いまこれから始めて、来年のお祭りまでに間に合うかどうかっていう形でしょうね。」

あんどんを修理するのは農家の人たちです。これから秋の収穫期に入り忙しくなるため、本格的な修復作業を始められるのは、11月頃になる見込みだといいます。

JA北いぶき沼田支所・今井信一支所長)

「沼田町の一大イベントなんで、やるしかないよねっていうような反応です。あんどんもリニューアルするので、またお客さんいっぱい来てほしいなと思います」

威勢よくぶつかる沼田町の「あんどん」。来年もその迫力ある姿を見ることはできるのでしょうか。

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