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「123歩通り」という愛称も 札幌・大通地区の中通り 歩行者優先の実証実験はじまる 普段は荷捌き用

HTB北海道ニュース / 2024年9月11日 16時6分

(c)HTB

札幌・大通地区の中通り。普段はデパートの荷捌きなどに使われていますが、通りに賑わいを呼び込もうと11日から歩行者優先とする実証実験がはじまりました。

本吉智彦記者)

「この時間は荷捌き用のスペースに割り当てられ歩行するスペースは狭い、歩きたいという雰囲気ではありません」。

丸井今井札幌本店や札幌三越への商品搬入口などがある、中央区南1条西2丁目と3丁目の中通り。商品搬入などのため車両の荷捌き用スペースが広くとられていて、歩行者が歩くスペースはほとんどありません。そこで・・・

本吉智彦記者)

「午前11時半、パーテーションを車道側に移動し、歩行者用のスペースを広げる作業がはじまりました」。

人通りが少ない中通りを賑やかにしようと11日から始まった実証実験。午前11時半から午後6時までの間、荷捌き用スペースの一部を歩行者用に変更し、歩くスぺースを広げるという試みです。

歩行者)

「車との距離が確保されているので歩きやすくていいと思います」。

「買い物したあとで荷物があると思うんですけど人が行き交うなかで広いスペースがあるのはいいことでは」。

実証実験を行うのは、札幌市やまちづくりを手掛ける企業などが参加する研究会。8月までは札幌パルコの裏通りで歩道にベンチを置くなどして賑わいを呼び込む実証実験を行っていて、今回はその第2弾です。

札幌都心交通研究会・服部彰治さん)

「いまはまだ車両荷捌きのルールだとかこれからやるので、いきなり楽しい通りにはならない。人が多く通るようになれば、建てものが建て替わったときに賑わいのあるような通りにもなっていくことを考えています」。

この中通り、11日から「123歩通り」という愛称もつけられました。南1条西2丁目・3丁目の住所を表現し、「気軽に散歩できる通り」との想いが込められています。

新たな賑わいを生み出せるのか。この実証実験は10月8日まで行われます。

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