全列車停止のJR貨物 “不正と関わりない”確認できた車両から運行再開 車両のデータ改ざん問題

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検査データの改ざんで全ての列車を停めていたJR貨物は夕方ごろから不正との関わりが無かったと確認できた車両から運行を再開しました。

JR貨物を巡っては11日国土交通省が室蘭市の輪西車両所など全国3カ所の車両所に特別保安監査に入りました。

JR貨物によりますと列車の車輪と車軸をつなぐ作業で、基準値を超える圧力で組み立てたにもかかわらずデータを差し替えるなど改ざんを行っていました。

きっかけは7月に新山口駅で起きた貨物列車の脱線事故で、改ざんは貨車560両と機関車4両。

このうち輪西車両所では309両が確認されました。

11日JR貨物は不正との関わりが確認できていない車両が300両あるとしてすべての列車を一時停止しましたが午後5時前から確認の済んだ車両の運行を再開しました。