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JR貨物データ改ざん問題 北海道産じゃがいもなどの出荷作業に大きな影響

HTB北海道ニュース / 2024年9月12日 16時35分

(c)HTB

ジャガイモの収穫の最盛期を迎えた北海道の幕別町。いま、出荷作業に大きな影響が出ています。「貨物列車のデータ改ざん」によるものです。

櫻井靖大記者「この倉庫にあるこちら、すべてこれから出荷をむかえるジャガイモです」

309両の車両でデータの改ざんが明らかになった、室蘭市にあるJR貨物の輪西車両所。12日も国交省による特別保安監査が行われました。

不正は、車輪と車軸を組み立てる作業のなかで行われました。車軸に車輪を押し込む圧力が基準値を上回っていたにも関わらず、基準値以下に収まるよう、データを書き換えていたということです。

不正の発覚を受け、JR貨物は安全確認が取れていない車両が300両あるとして、きのう、全国すべての貨物列車の運行をストップさせました。

櫻井靖大記者「こちら梱包された長芋なんですが、コンテナからトラック輸送に切り替えたものも多くあると言います」

JA幕別町では、ジャガイモや長イモなど多くの農産物が貨物列車で輸送されています。運行が一時的に全て停止したことで、トラックでの輸送に変更を余儀なくされたということです。

JA幕別町 谷山光一課長「トラックに載せて船に載せてとなると、通常のJRの運賃より高くなるので経費高が心配です」

廣瀬美羽記者「道内の貨物の多くが集まる札幌の貨物ターミナルです。現在、コンテナを積んだ列車が駅に入ってきました」

JR貨物によりますと、運行は再開されましたが最大で30時間の遅れが出たということです。不正があった車両は全体のおよそ9%にあたる631両。いま貨物列車からはこれらの車両を外して運行が行われています。

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