揺れる札幌市の「敬老パス」 対象年齢を75歳に引き上げるなどの案 市議会に提出 傍聴席には多くの市民

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札幌市が見直しを検討している「敬老パス」について、対象年齢を75歳に引き上げるなどの案が12日、市議会に提出されました。

本吉智彦記者「傍聴には多くの人が訪れ廊下にまであふれています」

午後1時からの札幌市議会の厚生委員会には、およそ100人が傍聴に訪れました。委員会では、70歳以上の市民が地下鉄やバスなどに乗る際に優待を受けられる「敬老パス」について、高齢化を見据えた見直し案が提出されました。

案では、年間7万円の利用額の上限が4万円に引き下げられ、対象年齢は70歳以上から75歳以上に引き上げられます。

スマートフォンの「健康アプリ」を敬老パスの代わりに使う人については、対象年齢を65歳以上に引き下げる制度も検討されます。