JR貨物の改ざん問題受け全国の鉄道事業者に緊急点検を指示 北海道はJR北海道など4社が対象 国土交通省

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国土交通省は、JR貨物が列車部品の組み立て作業でデータを改ざんしていた問題を受け、全国の鉄道事業者に緊急点検を指示しました。

車輪と車軸を組み立てる作業や検査データなどを確認し、今月30日までに報告するよう求めています。

北海道運輸局によりますと道内では鉄製の車輪を使っているJR北海道、道南いさりび鉄道、函館市交通局、札幌市交通局の4つの事業者が対象です。

立ち入り点検を行う予定はなく各社からの報告を求めるということです。

JR北海道は12日、JR貨物の不正を受け自主的に保有する全ての車輪の圧力検査を行ったところ、これまでに約180両がメーカーが示す目安の値を超えていたことが分かり、点検を行いました。

点検の結果安全に支障がないことが確認されましたが、普通列車4本が運休になりました。

JRによりますと確認作業は今日いっぱい続く見込みだということです。