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マチにもっと愛着を 「まちなか」で働いたり休憩したりしてもらう方法を探る実験はじまる 札幌市

HTB北海道ニュース / 2024年9月18日 20時20分

(c)HTB

札幌市中心部のオフィス街で働く人たちにマチにもっと愛着を持ってもらうにはどうしたらよいか、調べてみようと、ある実験が始まりました。

本吉智彦記者)

「HTBです、いつもお世話になっております。きょうは気分を変えて青空の下で仕事、実はいまいる場所は道路の上です」。

札幌市中央区、道庁赤れんが庁舎の南側から大通公園にかけての通り沿いに設置された机やイス、キッチンカー。オフィスから飛び出して「まちなか」で働いたり休憩したりしてもらう方法を探ろうと、近隣の企業などによる「道庁南エリア研究会」が18日から社会実験を始めました。

道庁南エリア研究会・中島美帆さん)

「周辺に終業後だったり、ランチタイムに楽しめるような娯楽が少ないエリアでして、エリアに愛着を持ちにくいという課題があります」。

車道の一部や地下通路などには打ち合わせをしたり、事務作業をおこなうためのスペースが設けられました。机は今回の実験にあわせてつくられたもので道産シラカバの間伐材「ECOシラ材」を使用しています。

本吉智彦記者)

「天井が布で覆われていることで、パソコンの画面は見やすいです。車が横を通っていきますが、マチの音をBGMに仕事をするとはかどりそうな気がします」。

この通り沿いには飲食店が少ないため日替わりでキッチンカーが登場します。こちらの男性が注文したのは「蕎麦粉のガレット」です。

近隣で働く人)

「ちゃんと野菜とか肉とか入っているのでバランスよく食べられる。外で食べたほうが気分も晴れてリラックスできる感じがしますね。午後から集中してバリバリ働けると思います」。

こちらは健康づくりのスペース。

本吉智彦記者)

「あ、痛いんですけれど気持ちいいです。あ、けっこう痛い。最後まで頑張ろう」。

昼休憩の時間を利用してプロの指導士によるラジオ体操もおこなわれました。

近隣で働く人)

「疲れがとれた感じがこういう昼休みとかで機会があるのは素晴らしい。身体がデスクワークでこっていたので午後からもがんばれそう」。

道庁南エリア研究会・中島美帆さん)

「ふだんワーカーさんが自分のオフィス内にこもっていて、屋外空間に出て楽しむっていうような時間を過ごしていただければ」。

この社会実験は20日金曜日まで行われています。

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