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“不妊手術強制” 慰謝料1800万円で石狩管内の84歳男性が国と和解 旧優生保護法訴訟

HTB北海道ニュース / 2024年9月20日 19時35分

(c)HTB

旧優生保護法のもとで不妊手術を強制されたとして、石狩管内に住む84歳の男性が国に損害賠償を求めていた裁判で、和解が成立しました。

石狩管内に住む84歳の男性は去年6月、旧優生保護法のもと20歳の頃に強制的に不妊手術を受けさせられたとして国に3300万円の損害賠償を求め札幌地裁に訴えを起こしていました。

旧優生保護法を巡ってはことし7月、最高裁が憲法違反だとして国に損害賠償を命じる判決を言い渡しました。これを受け、国は男性に対し慰謝料などおよそ1800万円を支払う和解案を提示しました。

男性は20日この案を受け入れ和解が成立しました。

石狩管内の男性(84):「人生の中で後戻りができないものだと思っています」。

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