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合言葉は「南無!」お坊さんのファッションショー 宗派の垣根もなんのその 袈裟をまとってランウェイ

HTB北海道ニュース / 2024年9月23日 19時35分

(c)HTB

宗派の垣根を超えた奇跡の共演です。札幌のお寺でお坊さんがきらびやかな袈裟をまとってランウェイを歩くファッションショーが行われました。

トランペットの音に合わせて入場する様子軽快な音楽に合わせて歩いてきたのはモデル…ではありません。札幌市内の寺に勤めるお坊さんです。浄土宗、法華宗、曹洞宗、浄土真宗に真言宗。今月14日、5つの宗派が一堂に会し各宗派自慢の袈裟姿を披露しました。

ファッションショーの会場となったのは札幌市中央区にある成田山札幌別院新栄寺です。この日、初めて5宗派の代表が集まりリハーサルが行われました。ファッションショーは市民グループが普段、敷居が高いと思われているお寺に、もっと親しんでもらおうとそれぞれのお寺に声をかけて実現しました。今回は7年ぶり2回目。

初めての人が多く、準備も手探りです。

「3時からで準備できるような感じでOKです」

「(準備開始が)3時!?」

「開始が3時半…」

鴨々川ノスタルジア実行委員会 石川圭子さん)

「あー。そうだ(時間が足りない…)」

浄土宗新善光寺・太田真海副住職

「(打ち合わせの状況は)進んでいるようないないような。1歩進んで、2歩下がるような感じですかね」

会場はお堂です。不動明王の前を颯爽と歩きます。

鴨々川ノスタルジア実行委員会・石川圭子さん

「皆様よろしくお願いします、南無!」

一同)

「南無!」

ファッションショーは各宗派から4人ずつ20人が、普段着から、檀家でもなかなか見られない特別な袈裟までランウェイを歩いて披露します。これは葬儀のときなどに身に着ける七条袈裟です。浄土宗の新善光寺は緑色の布で作られ、落ち着いた印象です。

一方、真宗大谷派のものはきらびやかな刺繍が施されています。

このほか曹洞宗のお坊さんは座った状態で禅を行う椅子座禅を披露。宗派の特徴的なパフォーマンスが行われました。

来場者)

「それぞれの宗派が違うし、考え方とか違うと思うけど一堂に会して歩いているのがすごいし、いい機会だと思った」

鴨々川ノスタルジア実行委員会 石川圭子さん)

「宗派を超えてが1つのキーワード。これが1つの平和の象徴として地域の皆様と(今後も)協力していければと思います」

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