知床沖観光船沈没事故 KAZUI船長を容疑者死亡のまま書類送検 業務上過失致死と業務上過失往来危険の疑い

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おととし4月に起きた知床沖の観光船沈没事故で、第一管区海上保安本部は26日、当時の船長を容疑者死亡のまま書類送検しました。

業務上過失致死と業務上過失往来危険の疑いで容疑者死亡のまま、書類送検されたのは沈没した観光船「KAZUI」の船長、豊田徳幸容疑者（当時54）です。

豊田容疑者はおととし4月23日、船長として船や乗客の安全を確保すべき義務があったにもかかわらず、これを怠った結果、船を沈没させ乗員乗客25人を死亡させた疑いが持たれています。

事故をめぐっては、運航会社・「知床遊覧船」の社長で「KAZUI」の運航管理者だった桂田精一容疑者（61）も、業務上過失致死などの容疑で逮捕・送検されています。