北海道選出の伊東良孝衆議院議員が沖縄・北方担当大臣として初入閣 地元・釧路市では期待の声

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1日に発足した石破新内閣。北海道選出議員では伊東良孝衆議院議員が沖縄・北方担当大臣として初入閣を果たしました。

伊東良孝・地方創生担当大臣）

「はい、ありがとうございます。総理官邸に来てくださいという話ですので」。

沖縄・北方担当大臣として初入閣を果たした伊東良孝衆議院議員（75）。総裁選では石破氏の推薦人を務めました。

旭川市出身で釧路市議会議員や道議会議員、釧路市長を務めたのち、2009年の衆院選に北海道7区から出馬し初当選。現在5期目です。旧統一教会を巡っては、教会の関連団体幹部が顧問を務める議員連盟のメンバーに名を連ねていましたが、関係については否定していました。

伊東良孝衆院議員）

「統一教会系というイメージはもっていなかったですね。あれは世界平和を目指す国際的な議員連合だという趣旨で」。

道内選出議員が沖縄・北方担当大臣を務めるのは初めて。伊東大臣は沖縄・北方担当のほか地方創生担当、2025年大阪・関西万博の担当なども兼務します。伊東大臣の地元、釧路市では期待する声が聞かれました。

市民）

「（地方創生で）若い人が地元を誇りに思って戻ってくるように頑張ってもらいたいです」、「釧路をもっと活気のある、何かいいアイディアをもって、万博よりも地元と思いますけど」。

2日のあさに内閣府に初登庁した伊東大臣。前任の大臣から業務の引継ぎを受けたあと記者会見に臨み、懸案である北方領土での墓参再開に向けた抱負を語りました。

伊東良孝沖縄・北方担当大臣）

「引き続きロシア側に対して、今はあの北方墓参でありますけども、この重点を置いて頑張っていかなければと、再開を強く求めていく所存であります」。

また、建設費用の大幅な上振れや工期の遅れなど課題が山積したまま、開幕が半年後に迫る大阪・関西万博については。

伊東良孝沖縄・北方担当大臣）

「より一層、機運醸成を図るとともに、安全対策や来場者輸送などにも万全を期し、何としても万博を成功させるよう全力で対応に当たりたい」。