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「地滑り起きる恐れ」札幌・手稲山の一部エリアで地すべり防止区域の指定目指す方針 今月中に住民に説明へ

HTB北海道ニュース / 2024年10月3日 19時36分

(c)HTB

道は札幌市手稲区の手稲山の一部エリアで地すべり防止区域の指定を目指す方針であることを明らかにしました。

廣瀬美羽記者:

「札幌市手稲区の住宅街から車で5分ほど山を登った市道です。こちら道路を横断するように大きく舗装がされています。こちらでは縁石が割れているのを確認できます」。

札幌市手稲区のJR手稲駅から南西におよそ3キロ手稲山を登る道路の途中です。今は舗装されていますが、以前は、大きな亀裂が入っていました。

ここは札樽道から手稲山の中腹までの赤く囲ったエリアに含まれています。道はこのエリアで地滑りが起きる恐れがあるとしています。

道の担当者:

「手稲山地区で規模の大きな地すべりが発生した場合、手稲市街地及び札樽自動車道等に影響が及ぶ可能性があることから、道ではこの度、事前防災の観点から、地滑り対策の実施に必要な地滑り防止区域の指定に向けた手続きを進めていくとしたところでございます」。

道はこのエリアについて国からの「地すべり防止区域」への指定を目指すことを、3日の道議会で明らかにしました。

「地すべり防止区域」は地すべりが発生する可能性のある地域として国が指定するものです。

指定されることで道が地下水の排出や地表への杭打ちなどの対策工事ができるようになります。

また、新たに住宅を建てる場合は道の許可が必要となる場合があります。

手稲区の対象エリアには住宅などが10軒ほどあり高校も含まれています。

ただ、「地すべり防止区域」に指定されることで、住民からは地価の低下を不安視する声も上がっています。

道は今月中に住民への説明を行うことにしています。

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