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街の景色が一変する?未来の札幌の街を走る連節バス「GXの象徴」準備着々 進む工事

HTB北海道ニュース / 2024年10月7日 16時35分

(c)HTB

新幹線の札幌延伸や札幌駅周辺の再開発に向けて、市が新たな交通手段として導入を検討している「連節バス」。実際に連節バスを走らせるテストが札幌で行われました。

本吉智彦記者)

「2つの車体がつながった車両が連節部でくの字に折れ曲がりなら交差点を曲がっていきます」

夜明け前の札幌中心部に現れた「連節バス」。札幌市が新たな都心部の公共交通として導入を検討しているものです。

「連節バス」が札幌市内を走るのは初めてで、交差点を問題なく曲がれるかなどの確認が行われました。

札幌市総合交通計画部 和田康弘部長)

「停留場を想定した停車時、右折、左折時、いずれも運行の支障はないと判断しました」

今回使われたのは福岡市で路線バスとして利用されている全長およそ18メートル、定員134人の連節バスです。

中央の連節部分で折れ曲がる構造で交差点でもスムーズに曲がることができます。

札幌市が導入を検討している連節バスはおよそ120人乗りで、環境に優しい次世代の燃料として注目されている水素を使います。

札幌市は中央区のサッポロファクトリーの近くで水素ステーションの建設工事もすすめています。

札幌市秋元市長(先月30日)「札幌が持っている環境に対する姿勢でありますとか、今後進んでいくGXの象徴的な取り組みとしていければというふうに思っています」

連節バスの発着点となるのは北海道新幹線の札幌駅。

現在、駅とともに周辺の再開発工事も着々と進んでいます。

北5条西1丁目・2丁目に2030年度の完成を目指すのは商業施設やホテル、オフィスなどが入る高さおよそ245mの複合ビル。

敷地を囲うフェンスには、全長およそ100mにわたる日本最大級の壁画アートが先月、登場しました。

札幌の四季がテーマで、殺風景な工事現場に彩りを添えています。

本吉智彦記者)

「新しくビルを建てるためこちらの建物は解体されます。安全に工事を行うため歩道は通行止めになっています」

北4条西3丁目ではビルの解体工事の準備が始まり、中通りや歩道の一部は今月から通行止めに。

ここには家電量販店のヨドバシカメラやオフィスなどが入る高さおよそ165mのビルが2028年7月に完成する予定です。

札幌市の連節バスは札幌駅周辺の再開発がほぼ完了する、2030年度の運行開始を目指しています。

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