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純米大吟醸、純米吟醸、特別純米 “意外な場所”で日本酒を熟成 北海道京極町

HTB北海道ニュース / 2024年10月7日 18時5分

(c)HTB

気温と湿度が重要な要素となる日本酒の熟成。北海道内の酒蔵が、熟成の実験を「意外な場所」で始めました。

長いトンネルの中を台車に乗せられてゆっくりと運ばれていく日本酒。

実はここ、後志の京極町にある水力発電所のトンネルなんです。

北電と上川大雪酒造が共同で始めた実証実験。搬入された日本酒は、およそ1年間トンネル内で熟成されます。日本酒の熟成に重要な要素となるのは気温と湿度。常温の酒蔵は季節によって気温が変化してしまうため品質が安定しないという問題があります。

そこで、年間を通して気温や湿度が安定している京極発電所のトンネルに白羽の矢が立ちました。

今回搬入された日本酒は、純米大吟醸、純米吟醸、特別純米の3種類で合わせておよそ1500本。日本酒は熟成させると味に深みが出るそうです。

どんな味なのか、他の場所で熟成した日本酒を飲んでみると。

■本間壮惟記者

「おいしいですね/お酒が苦手な方でも飲みやすくなっていると思います/口当たりがすごくまろやかでおいしいです」

この実証実験は、地域に貢献しようと北電から酒蔵側に話を持ちかけて実現したといいます。

■北海道電力・齋藤晋社長

「この大自然の中でしっかりとお酒が熟成されて、1年後においしくなることを期待してそれが皆様にお披露目できる、これを非常に今から楽しみにしているところでございます」

今回搬入された日本酒。販売価格は未定で、1年後に熟成された日本酒の質をみて決めるということです。

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