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ベテラン男性市議の議会発言 女性蔑視と指摘 苫小牧市議会

HTB北海道ニュース / 2024年10月7日 18時50分

(c)HTB

ベテラン市議が問題発言です。苫小牧市議会の委員会で、男性市議が「女性に効果を期待するのは酷」などと発言しました。発言の真意は?市議を直撃しました。

問題の発言が飛び出したのは9月30日、苫小牧市議会の決算特別委員会。

■谷川芳一苫小牧市議

「今の時代に東京事務所は本当に必要なのかなと」

「費用対効果を考えたら、もうやめるべきだ」

当選10回のベテラン、自民党の谷川芳一市議73歳。苫小牧市が東京に構えている事務所について「廃止するべき」とする持論を展開します。その中で…

■谷川芳一苫小牧市議

「女性1人で東京に行ったって、そうそう効果は簡単に出てこないと思っているわけ」

苫小牧市の東京事務所は女性職員2人体制。効果が出ないのは女性が原因だとも受け取れる発言に対し、市は「事務所は重要な役割を果たしている」と応じます。これに対し。

■谷川芳一苫小牧市議

「女性2人でそんなに効果が出ると期待するのは酷だと思う」

一連の発言について、別の市議から、すかさず指摘が入ります。

■小野寺幸恵苫小牧市議

「私は女性蔑視的な発言だと思いますので、削除を求めたいと思います」

理事会での協議の結果、谷川市議の発言は議事録から削除されることになりました。

苫小牧市民はこの発言をどのように受け止めているのでしょうか。

■苫小牧市民

「性別違って生まれただけでそう言われるのは嫌だなと思います」

「蔑視は腹立つよね。女の方だって優秀な人はいる」

(谷川市議のYouTubeより)

「お父さん、お母さんを大切にしましょう」

建設会社を営む傍ら幼稚園の理事長も務める谷川市議。問題の発言について、7日、HTBの取材に応じました。

■谷川芳一苫小牧市議

「女性を差別する話はさらさら思っていなかった。自分としては意図としてはあくまでも女性をかばうという気持ちの方が強かった。女性にはぽつんと知らない街に友達も親も誰もいないところに行って、悪戦苦闘して結果が出ないと沈む必要はない。それだったらもっともっと違うところで、適材適所というものがあるだろうと」

「正直言って、誤解された部分もあったけど、言葉足らずでもあったのかなと、反省するしかないかなと。難しい時代ですね我々がこれから生きていくには」

反省とともにぼやきを口にした谷川市議。発言を取り下げるつもりはないと話します。

■谷川芳一苫小牧市議

「自分は決して悪いことを言った覚えはないし。それを取り下げて謝れと言われたって、何を謝ればいいのかなと」

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