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「対応などが教頭のみの判断」札幌市教委がいじめ重大事態と認定 男子児童が野球チーム先輩から性的いじめ

HTB北海道ニュース / 2024年10月8日 12時5分

(c)HTB

札幌市の小学6年生の男子児童が3年前、所属する野球チームの先輩から性的いじめを受けていた問題で、札幌市教委はいじめの重大事態と認定し調査結果をまとめ、8日に公表しました。

札幌市教育委員会 加藤弘通委員長)

「なぜ早い段階で本人からの発信を受け止めることができなかったのか。どうすれば受け止めることができるのか丁寧に分析し新たな体制の構築をする必要がある」。

札幌市教委がいじめの重大事態と認定し8日に公表した調査報告書と親族への取材などによりますと、札幌市の小学6年生の男子児童は3年前、同じ野球チームに所属する当時、中学1年生の男子生徒から下半身を触られるなどの性的いじめを受けました。

男子児童は学校を休みがちになり、保護者が小学校にいじめ調査の要望書を提出するも、校内で情報が引き継がれず調査の開始が遅れました。

報告書では小学校の当時の対応について「対応や支援が教頭のみの判断で行われており関係者間に情報共有がなされていないなど情報の管理がずさんであり適切な対応とは言い難い」と指摘したほか「性被害等に関する知識不足が適切な対応、支援を実施できなかった一因にあった」とも指摘しています。

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