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札幌の環状通を渡ろうとしたオスのシカ 車と衝突しはずみで手前の車にも衝突 起き上がりそのまま走り去る

HTB北海道ニュース / 2024年10月10日 18時50分

(c)HTB

市街地でシカの目撃が相次いでいます。札幌の環状通では9日、車がオスのシカと衝突する事故があり、ドラレコがその瞬間を捉えていました。

9日午後7時すぎ、札幌市東区の環状通に大型のオスジカが現れました。

道路を渡ろうとした次の瞬間。車とぶつかり、はずみで手前の車にも衝突。オスジカは起き上がり、そのまま走り去っていきました。

車を運転していた人)

「最初ちょっと渡らないでシカも様子見てる感じだったんですけど、結構飛ばされて私の車のほうまでぶつかったのでちょっと衝撃もありました」。

大原麻潤記者)

「シカが現れたのは車通りの多い交差点で近くには住宅も並んでいます。シカは車とぶつかった後あちらの方向へ走り去っていきました」。

オスジカが車2台とぶつかったのは北17条東20丁目の環状通と道道が交わる交差点。

東区では9日同じ個体とみられるオスジカが複数目撃されています。警察によりますと、最初は午後5時45分ごろに丘珠町で。その後、市内中心部へ向かう様子が目撃され、午後7時すぎに車2台と衝突。そのおよそ40分後、近くの伏古公園でぐったりした様子が目撃されたということです。

伏古公園の隣にある農園では…

大原麻潤記者)

「農園の中にはあらゆるところにシカの足跡と見られるものがあり、こちらにはシカのものでしょうか、糞と思われるものもあります」。

Qこういうところではなかなか出ない?

農園の人)

「なかなか出ないよ、きょう朝来たらこうなってたから」。

Q珍しいですか?

農園の人)「それは珍しいわ」。

先週も別の個体が中央区の道庁赤レンガ庁舎前に現れるなど札幌の市街地で出没が相次ぐオスジカ。一体なぜなのでしょうか。

道総研道東地区野生生物室・稲富佳洋研究主幹)

「1つは札幌市も含めてだが、北海道全体でシカの個体数が増えてるという現状がある。もう1点が今ちょうど10月でシカの交尾期にあたる。メスを探し回ってオスが広い範囲を活発に活動するということが考えられると思う」。

立派な角を持つオスジカ。専門家は、特に夜間にかけて行動が活発になるため日没後の運転は特に注意してほしいと話しています。

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