巨大な岩で工事中断中の「羊蹄トンネル」 沿線自治体など関係者が視察「非常に難易度の高い工事と再確認」

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札幌延伸の建設工事が進む北海道新幹線。巨大な岩の影響で工事が中断している「羊蹄トンネル」を沿線自治体などの関係者が視察しました。

視察が行われたのは北海道の倶知安町とニセコ町にまたがる全長およそ9.8キロの「羊蹄トンネル」です。「羊蹄トンネル」では今年8月、掘削中に巨大な岩が見つかり、撤去作業のため掘削が中断しています。

11日は道や沿線自治体、経済団体が参加し撤去の様子などを視察しました。

北海道 浦本副知事）

「今回の視察を通じまして北海道の新幹線の整備、非常に難易度の高い工事であることを改めて再確認をいたしました」。

新幹線の札幌延伸では複数のトンネルで工事が難航し、鉄道・運輸機構は予定していた2030年度末の開業は極めて困難としていて、開業時期の見通しは立っていません。