「地元の合意得られるまで凍結」知床半島先端部携帯基地局建設計画 斜里町側は「敬意と感謝」

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知床半島先端部の携帯電話基地局の建設を巡る会議が行われ国は「地元自治体の同意が得られるまで計画を凍結する」と話しました。

11日、斜里町で総務省のほか大手通信会社4社と地元自治体などが参加する会議が行われ、総務省は地元の斜里町と羅臼町の両町の合意が得られるまで計画を凍結すると話しました。

知床半島の先端部分における携帯基地局の整備計画を巡っては羅臼町は整備を求める一方、斜里町側では反対署名運動が行われるなど意見が対立していました。

斜里町・山内浩彰町長）

「様々ないろんな方々の努力があって今日のまた会議になったんだろうなという思いますので、それぞれ皆さんに敬意と感謝をしたい」

知床半島の先端部分のこの地区には、天然記念物のオジロワシの営巣が確認されていて自然環境への配慮が求められていました。