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【選託2024】自民党派閥のパーティー券めぐる裏金問題で構図が一変 胆振・日高の北海道9区

HTB北海道ニュース / 2024年10月14日 18時50分

(c)HTB

15日に公示される衆議院議員選挙。14日は自民党派閥のパーティー券をめぐる裏金問題により構図が一変した胆振・日高の北海道9区を取り上げます。

自民党9区立候補予定 松下英樹氏)

「新しい候補者として、民間で培ってきた経験を生かし、当たり前のことをまず当たり前にしていく。その思いでこの厳しい9区から立候補いたします」。

先週金曜日に事務所開きを行った自民党の新人、松下英樹氏(34)。広島県出身で、銀行員を経てコンサルタント会社を設立し、登別市のホテルの新規事業支援などに携わってきました。初めて臨む国政選挙、きっかけは裏金問題などによる堀井学元衆議院議員の不出馬でした。

堀井学元衆院議員)

「政治家として1人の男として、人間として、けじめをつけたいという思いであります」。

後任を決める公募には9人が名乗りを上げ松下氏が選ばれました。知名度ゼロからの挑戦。街頭での演説もまだ初々しさがあります。

松下英樹氏)

「喉はだいぶ心配ですね。声でていないですもんねあんまり。経験がものを言いますよね。場数を踏むしかないと思いますけど」。

裏金問題のイメージを払拭し、民間人としての経験を生かした実行力を政治の場で発揮したいと意気込みを話します。

松下英樹氏)

「前任のことをお詫びするのが選挙というのは有権者の皆さんから逆に理解が得られないと思います。これからの未来をどうしていくのか、それを有権者の皆さんに判断していただく、審判を仰ぐ、それが選挙だと思います」。

立憲民主党 山岡達丸前衆院議員)

「残念ながら、北海道9区では公職選挙法違反の舞台にもなってしまった。国民生活が物価高で厳しいのに政治は一体何をやってるんだ」。

立憲民主党の山岡達丸前衆議院議員45歳。元NHKの記者で、3人の子どもを育てる父親として4期目を目指します。裏金問題で野党に追い風が吹いているようにもみえますが、山岡氏は決して有利な戦いではないと気を引き締めます。

立憲民主党 山岡達丸前衆院議員)

「楽観的だとは思ってないです、全く。やっぱり投票所に足を運んでいただいて、思いをきちんと投票という形にしていただけるかどうかは選挙ごとによりますので」。

地元を細かく回り、知名度を上げてきた山岡氏。この週末も地域のイベントに参加しました。

立憲民主党 山岡達丸前衆院議員)

「いま本当に食卓にお米がないってことだから」。

有権者)

「今年もやばいですよ、来年もコメがない状態だよ」。

立憲民主党 山岡達丸前衆院議員)

「この北海道9区は広いんですけど、東西300キロくらいありますから、各地回らさせていただいて、またしっかり頑張ってまいりたいと思います」。

共産党 立野広志氏)

「これからの若い世代の人たちが、平和な社会、安心して暮らせる社会を作っていくために私たち全力を尽くしていく決意であります」。

共産党の新人、立野広志氏(67)。9期36年間に渡り洞爺湖町議を務め、2000年の有珠山噴火の際には毎日避難所を回り復興に向けて取り組んだといいます。

共産党 立野広志氏)

「地方の行政に関わってきたものとして言えば、それだけ国政を変えなければならないっていうね、そういう気持ちは強いですよね。非常に関心を寄せられている地域でもありますから全力を尽くしていきたい」。

衆院選は15日に公示され27日に投開票されます。

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