令和の小学生が「平成ギャルコーデ」!?…10歳の「コギャル」が目指す夢は
HTB北海道ニュース / 2024年10月16日 13時35分
■佐藤ひまりさん(小学校4年生:
「…これは、よくコギャルの人たちが着けているような尻尾です。」
一世を風靡した「平成ギャル」が、いまここに!
■ひまりさん:「世界で通用するコギャルのダンサーになることが夢です」
令和の時代に小学4年生が目指すギャルとは・・・!?
■森アナ:
「金色の髪の子がいますね。
あの子かな?こんにちは~ひまりちゃんですか?」
「はい!」
こちらが今回の主役。
札幌に住む、佐藤ひまりさん。
小学4年生です。
■佐藤ひまりさん:
「今日は理科の実験で、へちまを観察しました。」
Qどうだった?
「とても臭かったです」
■友だち:
Qひまりちゃんってどんな子ですか?
「面白くて。積極的にやってる。」
そう、ひまりさんには、もう一つの顔がありました。
■森アナ:
「びっくりした!テーマは?」
■ひまりさん:
「平成ギャルのコーデをイメージしたコーデです。」
平成ギャルといえば・・・日焼けした小麦色の肌に、茶髪や露出度の高いファッション。安室奈美恵さんに憧れた「アムラー」は、社会現象にもなりました。
■ひまりさん:
「これからメイクをします。」
帰宅してまずの日課は、メイク。
■ひまりさん:
Qそのアイシャドウはギャルに?
「これがオレンジ色でかわいいのと目じりに塗るのも入ってるので使いやすいです。」
■森アナ:
「(つけまつげを見て)え!すっごいね、これ生き物みたいですよ」
記者「Qつけまつげつけたことある?」
■森アナ:
「ないない」
自身の小学校時代と比べ、早くもカルチャーショックを受ける森アナ。
■記者:
「唯菜さんの化粧ポーチ持ってきた…。」
■森アナ:
「わたしの化粧ポーチです」
■ひまりさん:
「リップはたくさん持ってます」
■森アナ:
「リップ1本しかない・・・・」
小学生ながらにしてメイクに目覚め、ギャルへと変身を遂げるひまりさん。
目指すのは・・・?
■ひまりさん:
「世界で通用する、踊れるコギャル。専属モデルになることが夢です。」
ギャル雑誌「egg」の妹メディアとして去年4月に発足した「KOGYARU」。
専属モデルは小学生のギャルで、楽曲の動画の再生回数はなんと500万回を超えるほど。
ひまりさんは世界への第一歩に、この専属モデルを目指しています。
■井場ひとみさん:
「世の中的にも小学生ギャルは増えているなと思ってきた中で、こんだけ小学生ギャルがいるんだったらメディアを立ち上げてもいいんじゃないかというので立ち上げをさせていただきました。」
仕掛け人の井場さんも、かつて渋谷に通うギャルでした。
■井場ひとみさん:「この子たちがコギャルをやっている限りは、(『KOGYARU』は)一番輝ける場所であり続けたいなと。
Qギャルは不滅ですか?そうですね、たぶんこれからもまだどんどん増えていくと思います」
■森アナ
「こんにちは~」
■ひまりさん:
「きょうのコーデは、尻尾とベルトと上の服で、尻尾はギャル感を出してみてベルトは星型でめっちゃかわいくやってます。
上は、わたしの大好きな緑と白でかわいくしてます!」
6歳からダンスを始めたひまりさん。ダンススクールでもひと際目立つ姿です。
この日は、所属するTikTokチームの動画の撮影。
■ひまりさん:
Qルーズソックス?
「はい。」
Q知ってるの?
「前から知ってて。ギャルになりたいと思ったときに、ママがルーズソックスがかわいいんじゃないと言って買ってくれました。」
■メンバー:
Qギャルのことどう思ってるの?
「かわいい。」
Qまわりにいないしょ?
「珍しい人物」
ギャルへの憧れはお母さんがきっかけでした。
■ひまりさん:
「お母さんのギャルの時の写真を見て、/あしたからギャルになりたいって感じでやりました」かつて「平成ギャル」だった母・亜美さん。娘から「ギャルになりたい」と言われたとき、うれしい半面、覚悟も必要だという話をしたといいます。
■母・亜美さん:
「『いい意味でも悪い意味でもすごく目立つんだよ。』という話をして、だからいい意味で目立てばチャンスになるし、悪い意味で目立てば少しのことでも、風当りが強くなるんだよと」
■森アナ:
「大きな声が聞こえます。ひまりちゃん、何をしているんでしょう!」
■生配信中のひまりさん:
「北国のコギャル、らぶちゃんです!」
「らぶちゃん」の名前で活動している動画の生配信。日々の配信でファンを獲得するのも夢への第一歩です。
■ひまりさん:
「めっちゃ元気で、年中元気でお客さんにパワーを与えられる子でなるべくコメントをかまないで読むようにしています」「いただきます」
■父・聖也さん:
Qお父さんからみてひまりちゃんは?
「自分はいいと思います。否定したことないもんね、『やめな』とか」
■母・亜美さん:
「『やめな』はないよね、『大丈夫?』はあるけど」
■父・聖也さん:
「いつまでも目標に向かって、それに向かって生き生きと成長してほしい。」
■母・亜美さん:
「結構、ガラスのハートなんですよね、本当は。だけどたぶん、ギャルの姿とかっていうのも本当の自分で、たぶんギャルになってから強くなれたというか、マインド、モチベーションが高くなったのかなと。」
(自室で勉強するひまりさん。書き物をしていてネイルが外れる…。)
■森アナ:
「爪がとれましたけど・・・」
見た目はギャルでも中身は小学生。
■ひまりさん:
Q苦手な教科は?
「算数と書写の習字が苦手です」
「学校とかだったら、いまはギャルにならなくていいかなと思って、1人で読書したりはしてます」
Qあこがれている人は?
「あこがれている人は・・・わたしはあこがれている人とかじゃなくて世界で通用するコギャルのダンサーになることが夢です」「平成ギャル」として”世界で活躍するダンサーに”」。
10歳のコギャルが、夢に向かって走り出します。
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