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「2030年度末の開業目標を変えるつもりはない」会見でJR北海道・綿貫社長が強調 JR札幌駅前再開発ビル

HTB北海道ニュース / 2024年10月16日 16時5分

(c)HTB

北海道新幹線の札幌延伸に伴うJR札幌駅前の再開発ビルについてJR北海道の綿貫泰之社長は16日の定例会見で「現時点で2030年度末の開業目標を変えるつもりはない」と強調しました。

JR札幌駅南口の北5西1・西2街区には新幹線の駅に直結する高さ245mの再開発ビル建設が計画されていますがJR北海道は2月の会見で資材や人件費の高騰の影響で、開業が当初予定の2028年度から2030年度に遅れる可能性があると明らかにしていて、規模の見直しもありうるとの認識を示していました。

綿貫社長は、16日の会見で「現時点で開業目標を変えるつもりはなく、決まったものは何もない。規模縮小も含め検討はしなくてはならないが、規模を縮小したら収入が減るデメリットもあるので慎重な検討が必要と考えている。計画の見直しは年度内のとりまとめを目指している」と述べました。

1階に入るバスターミナルを先行開業させるなどの「2段階開業」については、「段階的に開業したら費用が下がるのか、待っていて下がるわけではないので検討打合せしながら考えたいたい」と述べるにとどめました。

また再開発関係者は、HTBの取材に対し規模縮小やビルの高さについて「共用部を減らして専有部を増やすことで賃料の収入を増やし工事費の増えた分をカバーしていくことも検討している。高さのダウンサイズは検討事項だが200mは維持したい」と話しています。

新幹線開業延期と共に札幌駅再開発の道筋も一筋縄では行かない状況が続いています。

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