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「感染防止対策の徹底が望まれる」高病原性鳥インフルエンザで1万9千羽の食肉用ニワトリを殺処分 厚真町

HTB北海道ニュース / 2024年10月17日 18時50分

(c)HTB

秋山裕太カメラマン)

「高病原性の鳥インフルエンザが発生したこちらの養鶏場では防護服を着た職員による鳥の殺処分が行われています」

北海道の厚真町にある養鶏場。道によりますと、この養鶏場で16日までにニワトリおよそ120羽が死んでいるのが確認され、遺伝子検査の結果、17日に致死率の高い高病原性「H5型」の鳥インフルエンザが検出されました。このため道は、飼育している食肉用のニワトリおよそ1万9千羽の殺処分を開始。21日までに埋却や消毒などの作業を完了させる予定です。

石破茂総理大臣)

「鳥インフルエンザのまん延防止には初動対応が重要であります。政府一体となって迅速に対応してまいります」

養鶏場での鳥インフルエンザの発生は全国で今シーズン初めて。渡り鳥がやってくることで秋から発生が増える鳥インフルエンザですが、10月中旬の発生はこれまでで最も早いということです。

道はこの養鶏場の半径3キロ以内の2戸、およそ32万羽のニワトリや卵の移動を禁止。また半径3キロから10キロ以内の3戸、39万羽の区域外への運び出しを禁止しました。

鈴木直道知事)

「今回は卵の鶏ではないよ、肉用の鶏ですよということ。流通している鶏肉については安全ですので皆様にご理解いただきたい」

おととしは深刻な卵不足を引き起こした鳥インフルエンザ。今後、わたしたちの生活にどのような影響があるのでしょうか。

北海道大学 獣医学研究院 迫田義博教授)

「いまの羽数でいえば大きな影響は出ないが、2シーズン前のように大きな農場で複数で感染が起きると鶏肉や卵の値段が上がってくる。食卓への影響を最小限にするためにも感染防止対策の徹底が農家に望まれる」

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