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サンマ豊漁で札幌・赤れんが庁舎前「生サンマの箱売り」大人気 秋の味覚・秋サケ不漁にも少しずつ変化が…

HTB北海道ニュース / 2024年10月18日 18時50分

(c)HTB

北海道の秋の味覚、サンマと秋サケ。サンマ豊漁の一方、秋サケは不漁が続いています。しかし少しずつ変化が出てきたようです。

大原麻潤記者)

「先頭が見えないほど長い行列ができています」。

札幌の赤れんが庁舎前で18日から始まった「まるごと根室直送市」。北海しまえびや花咲ガニなど根室から直送された新鮮な海の幸を購入することができます。客のお目当てはもちろんサンマです。

根室市水産経済部商工労働観光課 得能浩志課長)

「今年はサンマの水揚げも昨年にくらべて順調に推移していて、今年は箱売りのサンマをきょうは280箱ご用意して」。

多くの人が殺到した「生サンマの箱売り」。一番安い16匹入りは1箱3000円で、去年より1000円以上安く販売されています。

来場者)

「(買えて)嬉しいです。家族みんなで食べようと思います」。

来場者)

「北海しまえび、花咲ガニ。サンマは3箱買いました。きょうは海鮮尽くしです」。

漁業情報サービスセンターによりますと先月末までの道内のサンマの水揚げ量は1万34トンで、去年の同じ時期と比べて2倍近くまで増えているといいます。

一方、同じく秋が旬のあの魚はー

大原麻潤記者)

「千歳川を覗ける窓からは数匹のサケが泳いでいるのがわかります。普段は窓いっぱいにサケがいるんですが、捕獲中ということで今は数が少ないです」。

千歳川を泳ぐ秋サケ。水族館の窓からは数がまばらに見えますが・・・

大原麻潤記者)

「千歳川では次々とサケが捕獲されています!」。

川を上から見てみるとたくさんの秋サケが。人工ふ化用のサケを捕獲するインディアン水車に、遡上したサケが次々に吸い込まれていきます。

千歳水族館 菊池基弘館長)

「9月はなかなか川の水の温度も海の水の温度も下がってこないという状況で、30年の中では過去2番目に少ない数しか獲れていない」。

先月は記録的な少なさだった秋サケ。しかし千歳水族館の菊池館長は千歳川の秋サケの捕獲数は回復傾向だと話します。

千歳水族館 菊池基弘館長)

「10月に入りましてだいぶ水温も一気に下がり始めて、徐々に鮭の姿も増えてきておりまして、トータルでも今5万匹を超えて、この30年の中では過去4番目ぐらいまでに徐々にこう上がってきてる」、「今まさにサケのピークのシーズンなので、たくさん登ってきている姿、ぜひご覧いただきたい」。

サケが戻ってきた千歳川。今後は全道的な回復が期待されます。

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