住宅街を縫うように走り去る…男性はねたとみられる乗用車 防カメ捉える 札幌・白石区重傷ひき逃げ事件

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24日未明に札幌市白石区の住宅街で起きた重傷ひき逃げ事件。現場近くの防犯カメラに、男性をはねたとみられる乗用車が映っていました。

住宅街を走る1台の乗用車。24日午前2時37分、現場近くの複数の防犯カメラが捉えていました。角を曲がって走り去る様子も映っています。

午前2時半すぎ、札幌市白石区本郷通7丁目北の市道で、通行人から「男の人がひかれたみたいだ」と警察に通報がありました。倒れていたのは近くに住む26歳の会社員の男性で、肋骨を折る重傷ですが、命に別状はありません。警察は、現場の状況などからひき逃げ事件として調べを進めています。

近くに住む人）

「ドンという音が聞こえてそのあと、男の人のうめき声がずっとしばらく続いていた。（外に出ると）頭から血を流して（倒れていて）ずっとうめいていた」。

現場は地下鉄東西線の南郷7丁目駅から北におよそ400m離れた住宅街です。現場近くの防犯カメラには、男性をはねたとみられる車が住宅街の中を縫うように走り去る様子が映っていました。

警察はこの防犯カメラに映っている車が事故を起こした可能性もあるとみて、映像の解析を進めるとともに車の行方を追っています。