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【選託2024】5人が立候補の激戦 札幌市白石区の一部を除く地域と豊平区・清田区を含む北海道3区

HTB北海道ニュース / 2024年10月25日 16時30分

(c)HTB

シリーズ「選託」は、札幌市白石区の一部を除く地域と豊平区・清田区を含む北海道3区です。前職2人と新人3人の5人が立候補しています。

46万1457人と今回の小選挙区の中で全国最多の有権者数となった北海道3区。5人が立候補する激戦となっています。

無所属の新人・増田健治さん。選挙カーを使わずたった1人で街頭演説を行っています。

無所属・増田健治候補)

「本来、政治はお金をかけなくてもできるはずです。選挙もできるはずです」

普段は清田区ではり治療院を営む増田さん。政治に不正がないか監視する第三者機関の設立を訴えます。

無所属・増田健治候補)

「結局は権力を握ったら暴走するんですよ人間は。暴走を防ぐ仕組みがあれば抑制にもなるんですよ。ぜひそれをつくりたい、公正な第三者機関」

立憲の前職・荒井優さん。訴えるのは食料品の消費税撤廃です。

立憲・荒井優候補)

「食料品の消費税をゼロにする、その政策を実現したいんです。みなさんの生活が楽になります」

札幌新陽高校の校長を務めていた荒井さん。若い世代と積極的に交流しその声に耳を傾けます。

参加者)

「僕らって正直年金もらえるのかな。もらっても生活できるのかな」

立憲・荒井優候補)

「いまのままの社会保障のあり方だと年金が続かない可能性が出てくるのでしっかりやっていかなきゃいけない」

様々な声を聞こうと、若手経営者らを招いた朝の勉強会を毎週欠かさず続けています。

立憲・野田佳彦代表)

「きわめてバランスのとれた合理的な判断のできる人だと思っています」

前回は比例復活で初当選。今回は野田代表や泉前代表など党の幹部らも応援に駆け付け、小選挙区での勝利を目指します。

維新の新人・鳥越良孝さん。北見市議を4期、道議会議員を1期務めた経験があります。

維新・鳥越良孝候補)

「教育費の無償化、年金の改革、消費税の減税、これをやっていきたいと思っているんです」

実家が貧しく高校や大学の学費を新聞配達のアルバイトで自ら工面した経験から、維新が大阪府で実現した教育費の無償化を全国に広げたいと訴えます。

維新・鳥越良孝候補)

「これから子育てで大変なんです。大きなお金を国自体が用意をして無駄なものを削って、そこ(教育費)に充てるのが大切だと思っています」

共産の新人・伊藤理智子さん。札幌市議を4期務めた経験を国政で生かしたいと話します。

共産・伊藤理智子候補)

「物価の高騰も深刻です。働く人たちの賃金は年々減り続けています」、「今すぐ時給1500円まで上げるとともに、1日7時間労働」

労働者がゆとりある生活を送れるよう、賃金アップと勤務時間の短縮を目指します。

共産・伊藤理智子候補)

「大企業の内部留保が539兆円にもなっていますから、一時的に政治の責任で課税をして、そのお金を中小企業にまわして中小企業の人たちが賃金があがっても負担にならないように支援をしていく」

自民の前職・高木宏壽さん。

自民・高木宏壽候補)

「防災から復興を見据えた災害対策のグランドデザイン、これは絶対に不可欠であります」

復興副大臣として被災地支援を目の当たりにしてきた経験から、防災態勢の強化を訴えます。

自民・高木宏壽候補)

「災害多発国なのでそれにふさわしい体制にしていかなければいけないし、専任の大臣をおいて国としてしっかり国民の命と暮らしを守り抜く」

自民・石破茂総裁)

「高木宏壽、どうぞ議席を賜りますように」

4期目を目指す高木さんのもとには、石破総裁をはじめ、党の幹部らが続々と応援に訪れています。

自民・小泉進次郎 選対委員長)

「3区は高木さん。この選挙、なんとしてでも勝ち抜くんだ」

夜は各地の公民館などで頻繁に個人演説会を開き、冬場の経済支援などを訴えています。

自民・高木宏壽候補)

「本格的な冬を迎えて暖房費、電気代、ガス代がかさみます。厳寒乗り切り緊急支援策、これを来年の1月からやれるように」

衆院選の投開票日は27日です。

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