道内で交通事故相次ぐ 乗用車にはねられ85歳男性死亡 乗用車同士の事故で20代とみられる女性が意識不明

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25日、札幌市内では交通事故が相次ぎました。乗用車にはねられた85歳の男性が死亡、乗用車同士の衝突で20代とみられる女性が意識不明の重体です。

■石田優行カメラマン

「トンネルの出入り口に乗用車が横向きになって止まっています。前方部分がぐしゃぐしゃになっています」

午前10時過ぎ、南区にある定山渓ダムの近くで大型観光バスと乗用車が正面衝突しました。この事故で乗用車を運転していた30代の女性が病院に運ばれました。意識はあるということです。バスに乗っていた外国人観光客と運転手、添乗員合わせて37人にけがはありません。警察はどちらかが反対車線にはみだしたとみて事故の原因を調べています。

また、午前6時20分ごろ、東区北24条東22丁目で近くに住む佐賀忠雄さん85歳が道路を横断中、乗用車にはねられました。佐賀さんは搬送先の病院で死亡が確認されました。警察は乗用車を運転していた北区のアルバイト従業員・伊藤博容疑者39歳を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。現場は横断歩道のない片側2車線の道路で、伊藤容疑者は警察の調べに対し「太陽の光がまぶしい状態だった」と供述しています。

通勤時間帯の羊ヶ丘通でも事故がありました。午前8時半過ぎ、清田区美しが丘4条6丁目付近の信号機のある交差点で乗用車同士が出合い頭に衝突しました。この事故で双方の車を運転していた20代とみられる女性と80代の男性が病院に運ばれました。20代とみられる女性は意識不明の重体です。警察はどちらかの車が赤信号を無視した可能性もあるとみて、当時の状況を詳しく調べています。

＜スタジオ＞

事故の速報が入ってきました。

午後2時すぎ、登別市新生町4丁目付近で横断歩道を渡っていた小学校低学年の男の子が、70代の男性が運転する乗用車にはねられました。警察によりますと、小学生は頭を打って病院に運ばれましたが、意識はあるということです。