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【選託2024】過去2回の与野党一騎打ちから構図変わり…さらなる混戦模様 十勝の北海道11区

HTB北海道ニュース / 2024年10月25日 18時30分

(c)HTB

投開票が迫った衆院選。十勝の北海道11区では過去2回の与野党一騎打ちから構図が変わり、さらなる混戦模様となっています。

自民党の前職、中川郁子さん。強く訴えるのは石破総理も掲げる「地方創生」です。

自民・中川郁子候補)

「スマート農林水産業だけではなくいろいろなことにAI。収穫に生成AIを使っていく」

新たな技術を取り入れることで、十勝を活性化させたいと訴えます。

2009年、夫・昭一さんの急逝で「中川王国」を引き継ぎましたが前々回は落選、前回は辛くも比例復活を果たしました。

自民・麻生太郎最高顧問)

「ぜひ中川郁子に力を貸していただいて、皆さんの代表として、広い十勝、農業問題だっていろいろ考えなければいけないことがあるでしょうが。儲からない仕事は後を継ぐ人がいない。農家だってもうける農業に変えていかなきゃ」

昭一さんの盟友だった麻生元総理の応援も受けた中川さん。王国復活のため、小選挙区での勝利を目指します。

自民・中川郁子候補)

「凄い厳しい戦いではありますけど、多くの皆さんを信じて戦っていきたいと思います」

中川さんとの対決で過去2回いずれも勝利している立憲民主党の前職、石川香織さん。「農家への所得対策」を一番に訴えます。

立憲・石川香織候補)

「生産者が経営を安定させられるのが食料安全保障の大前提だと思います。市場は価格で決めて所得は政策でカバーする。その直接支払制度の取り組みが求められている」

前回は共産党との野党統一候補として出馬し、およそ6000票差で一騎打ちを制しました。しかし今回は共産党との選挙協力がなく、大きな危機感を抱いています。

立憲・石川香織候補)

「単純計算ではあきらかに私の票が足りない。凄く不安ですね」

「草の根の戦いだ」と話す石川さん。選挙期間唯一の日曜日には、党の最高顧問である枝野幸男さんも駆け付けました。

立憲・枝野幸男最高顧問)

「優秀な仲間が多いんだけど、ピカイチの1人が石川香織さん。日本初の女性総理はこの人かもしれない」

立憲・石川香織候補)

「基本的には自民党が強いところなのでやっぱり王国だなと感じるところはあります。私はある意味ベンチャー企業で、自民党は老舗の大きな会社なので、相当歩いて活動しないと浸透していかない」

共産党の新人、佐藤耕平さん。

元中札内村議で、物価高のいま、減税が必要だと訴えます。

共産・佐藤耕平候補)

「3人が立候補しています。そのなかで消費税減税を真正面から訴えているのは日本共産党の私、佐藤耕平ただ一人です」

立憲民主党と選挙協力をしてきた共産党ですが、安全保障政策に対する考え方の違いから候補擁立に至りました。

共産・佐藤耕平候補)

「平和という点でも自民党政治はもちろん立憲も追随しかねない。平和の問題を訴えて戦っていきたい」

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