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暖房器具からの火災相次ぐ 暖房器具による事故5年間で全国で582件 NITEは使用前の点検呼びかけ

HTB北海道ニュース / 2024年11月6日 17時1分

(c)HTB

この時期は火事にも注意が必要です。5日、札幌市内では暖房器具が出火元とみられる火事が相次ぎました。本格的な冬に向けNITE=製品評価技術基盤機構は使用前の点検を呼びかけています。

■森唯菜アナウンサー:

「住宅の2階から白煙が見えています。今も消防隊員が確認作業を続けています。」

5日夕方、札幌市豊平区の住宅で発生した火災。けが人はいませんでしたが、出火元は2階の灯油ストーブ付近とみられ周りの壁や床が焼けました。

警察によりますと住人の男性は「ストーブの火が段ボールに燃え移った」と話しているということです。また、白石区の集合住宅でも5日午前に火災が発生。消防によりますと1階の部屋のストーブから出火したということです。

相次ぐ暖房器具からの火災。NITEは火災を防ぐため、間違った使い方をしないよう注意を呼びかけています。暖房器具をつけたまま寝てしまうと・・・・寝返りなどで布団が電気ストーブにかかってしまいそこから火があがりました。

石油ストーブを使う際、給油口のキャップがきちんと閉まっていないと・・・灯油がこぼれて引火してしまいました。

NITEによりますとこのような暖房器具による事故は、去年までの5年間で全国で582件発生。そのうち8割以上が電気や石油を使った暖房器具によるもので、死亡事故に発展したものも64件あります。

■NITE担当者:

「石油ストーブに関しては、取り扱いの不注意や誤使用が理由に挙げられる。年齢が高くなってくると起こしやすい現象になってくるのかなと」。

暖房器具を使う前には点検をして、事故を未然に防ぐことが大切です。電源プラグが変形や変色していないか、また電源コードに亀裂が入っていたり破けていないかを確認しましょう。そしてストーブを使う際には壁や物から十分な距離をとることが必要です。

前面だけでなく背面や側面部分も壁などから離すように呼びかけています。

まもなくやってくる冬本番。正しく暖房器具を使って事故を未然に防ぎましょう。

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