1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

飲酒運転による事故増える時期 お酒を飲むとどれほど運転に影響出るのか…記者が運転シミュレーターで体験

HTB北海道ニュース / 2024年11月13日 19時1分

(c)HTB

来月はもう12月。年の瀬で飲酒運転による事故も増える時期ですが、実際にお酒を飲むとどれほど運転に影響が出るのか記者が体験してきました。

13日から始まった冬の交通安全運動。冬道のスリップ事故防止などとあわせて、警察が重点を置いているのが「飲酒運転の根絶」です。

忘年会シーズンも近づきお酒を飲む機会が増える時期。これは、過去5年間の道内の飲酒事故の件数です。12月は50件と、月別で最多となっています。

お酒を飲むことでどれほど運転に影響が出るのでしょうか?記者が体験してみました。

加藤諒也記者)

「アルコールは検出されませんでしたお酒が入っていない状態で運転してみたいと思います」。

まずは「しらふ」の状態で運転シミュレーターに乗ります。駐車していた車の影から突然、人が飛び出してきても…。

ブレーキをしっかりと踏んで手前で止まることができました。その後も危険を回避し、事故を起こさずに運転することができました。

加藤諒也記者)

「実際にお酒を飲んでみて、どう変わるのか検証していきたいと思います」。

これが飲酒によってどうなってしまうのか。次は、350ミリリットルの缶ビール3本を1時間かけて飲んでから運転します。呼気のアルコール量を測ると1リットルあたり0.33ミリグラム。酒気帯び運転の取り締まりの対象の2倍以上の値です。

加藤諒也記者)

「この状態で運転してみようと思います」。

どこか定まっていない記者の視線…。時速30キロ制限の道路もついつい10キロオーバーで運転してしまいました。住宅街を走っていると…

加藤諒也記者)

「うわっ!」

ボールを追いかけて歩道から突然、道路に飛び出してきた子どもと接触。飲酒前は停止できた危険も、お酒の影響で回避することができませんでした。

他にも、対向車線から右折してきたバイクをよけきれず衝突。左折時の巻き込み事故も起こしてしまいました。

加藤諒也記者)

「本当に感覚が鈍るというのをすごく感じました。アクセルも加減なく踏んじゃったところもあったりして良くないですね」。

北海道警察本部交通企画課 大口純一課長補佐)

「飲酒をするとどうしても人は気が大きくなったりしますので、注意力も散漫になります。重大事故につながる重大な要因となりますので、絶対にしないでほしいです」。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください