恋の始まりはラリーから…「出会って君とピンポンパ」若者たちの出会いサポートするパーティー 札幌市

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恋の始まりはラリーから。若者たちの出会いをサポートするパーティーが札幌で開かれました。その舞台となったのは卓球場なんです。

参加者の女性（32）

「卓球しながらというのが珍しくておもしろそうで」

士別市から参加した男性（30）

「独身なので年も年なので出会いがなかったのでこの機会にいい出会いがあればと」

札幌市東区にある「ピンポンコロシアム」。この道内最大級の卓球場で、先週土曜日に行われたのは…「出会って君とピンポンパ」。20代、30代の未婚の男女19人ずつが参加し、一緒に卓球をしながら気になる相手を探します。

イベントを企画した、ピンポンコロシアム・上田浩さん（83）

「幸せは人とのつながりで成立します。出会ってうれしいピンポンパになりますように笑顔と勇気を持ってチャレンジしてください」

司会者

「ラリースタート」

会話を楽しみながら卓球をするのが目的なので、スマッシュは禁止。男女がペアになってラリーを続けます。5分経過すると、男性が入れ替わっていくルールです。

ピンポンコロシアム・上田浩さん（83）

「うまい。うまい。うまい。うまい」

このイベントは若者に出会いの場を提供しようと、卓球場のオーナーである上田浩さんが企画しました。ラケットハートに四つ葉のクローバー。イベントで使われたこのオリジナルラケットは上田さんが自ら作りました。

ピンポンコロシアム・上田浩さん（83）

「幸せのラケットみんなわきあいあいになってきた。お友達ができて若者のためになる」

会場では、いつも卓球場に通っている60歳以上の常連客が、ボランティアで若者たちの出会いをサポートしていました。

常連客の男性（76）

「楽しいですね。みなさんにこやかな顔してやっていますからすごくいい感じ」

常連客の女性（78）

「ミスしてゴメンっていいんだよ、いいんだよって」

常連客の女性（77）

「かわいいねえ」

常連客の女性（77）

Qカップルできそう？

「そんな感じします。2～3組はできそうな感じ」

卓球の合間には、1人につきそれぞれ2分半のトークタイムも。

参加者の女性

「ご趣味は？」

参加者の男性

「スポーツ観戦です」

卓球とトークであっという間に3時間が経過。最後に、気になった相手を3人投票します。今回のイベントでは7組ものカップルが成立しました。

北見から参加した女性（33）

「（ラリーが）最長86回ぐらい続きました。たくさんの人と会えるのがなかなかないのですごく楽しかったです」

参加者の男性（23）

「盛り上がりましたし、卓球はやったことがなかったんですけど、優しくしないといけないというところで、人に思いやりがあるようなスポーツだなと思ったので非常にいい機会だった」

上田さんは、今後もこのイベントを続けていきたいと話します。

ピンポンコロシアム・上田浩さん（83）

「40代50代の方のも必ず近いうちにやろうと思っています。2カ月に1回ぐらいずつやっていって、若者が喜んでくれる出会いの場になると思います」