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札幌市と町内会が費用負担の「パートナーシップ排雪」将来的には市が全額負担の案も…有識者交えた検討会議

HTB北海道ニュース / 2024年11月20日 16時31分

(c)HTB

札幌市と町内会が費用を負担して行われている生活道路の排雪について、将来的に市が全額を負担する案を示しました。

札幌市内の生活道路の排雪は市だけでなく町内会が費用の一部を負担する「パートナーシップ排雪」として行われています。ただ、町内会への加入率の減少により、町内会加入世帯の負担が重くなっているのが現状です。

20日、札幌市は有識者を交えた検討会議でおよそ3800キロの生活道路の排雪費用の全額を市が負担する案を示しました。

有田京史 東月寒地区町内会連合会長:

「(現在のやり方では)町内会の負担が大きいという課題があった。きょう(20日)出された案はいい方向なのかな、現実的な方向かなと理解したところ」。

除雪する幅を6mから4.5mに狭くして運ぶ雪の量を減らすこと、作業人員を2割削減し排雪期間を35日から50日に伸ばすことで、事業費はこれまで市が負担してきた35億円と同じ程度にする考えです。

ただ、除排雪は、幹線道路も行うため、この案が採用されたとしても、業界の人手不足解消につながるかは不透明です。

宮浦征宏 市除雪事業協会長:

「(市内全域に対応する)機材と人が足りるのかという懸念は、動いていないのでそこまで確たるものはないですが、その懸念は出て来ます。正直にいいますと」。

札幌市は来年度にも市民から意見を聞く機会を設けるなどして、生活道路の除排雪方法を検討していく考えです。

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