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イチバン!花いけバトル北海道でNo.1 女子高生二人組生け花にかけた青春 全国大会へ

HTB北海道ニュース / 2024年11月21日 15時16分

(c)HTB

イチバンは「花」にまつわるある大会で、優勝した女子高校生の2人です。

日本の伝統芸術に青春を捧げる2人に教わりながら、私も生け花に初挑戦してきました!

森唯菜アナウンサー「札幌国際情報高校にやってきました。今日のイチバンは花にまつわるということで、花柄のワンピースを着てきちゃいました。では行ってみましょう!こちらの教室のようなんですが…生け花ですね。わあ、色鮮やか」

四季折々に咲く花々から生み出される造形美。日本の伝統文化「生け花」。今回の主人公は生け花のある大会でイチバンになった札幌国際情報高校、華道部の2人。

松下智美さんと條々(じょうじょう)美結さんです。

松下智美さん「花は生きているので私たちの手でもう一度魅力的にきれいに生けられているかが大事」

條々美結さん「枝の動きとかが思っていたのと違うなと切ってからなることもあるので、そこからは枝がきれいに見えるように考えながら生けます」

今月3日に行われた「全国高校生花生けバトル」の北海道大会。2人1組でチームを作り5分間で作品を完成させ、審査員と観客が作品の出来栄えや所作の美しさを評価します。2人はこの大会で見事優勝を果たし、来年2月に香川県で行われる全国大会への出場を決めました。

華道部の活動は月に2回。生け花の最大流派「池坊」の講師=小林久美子さんから基礎を学んでいます。

松下智美さん「先生が結構私のお花はあまり面白くないと言うので…」

道内でイチバンの松下さんが生けた花にも容赦なく…

小林久美子さん「面白くないんだもん、どうしてこんなに面白くないの」

少々辛口の先生の目を気にしつつ、唯菜さんも生け花に初挑戦!でしたが…

森唯菜アナウンサー「だいぶ短くなった、こわーい、大丈夫?大丈夫?これ大丈夫ですか?なんか思ったようにならない…」

唯菜さん、40分にわたって生け続けたその成果は…?

森唯菜アナウンサー「私の限界、これ私の限界・・・・」

今月3日に行われた「全国高校生花生けバトル」北海道大会で優勝を果たした、札幌国際情報高校の松下智美さんと條々美結さん。

道内でイチバンの2人に見守られながら、唯菜さん生け花に初挑戦です!

松下智美さん「こういうのとかで、こういう感じ」

森唯菜アナウンサー「想像できる、かわいい。難しいー、となるとこれいらないんだ、はあー。これ、カメラ回ってないし(代わりに)やって?」

カメラマン「回ってるよ!」

森唯菜アナウンサー「あ、折れた、折れました」

40分にわたる挑戦の末、唯菜さんの力作が完成!いよいよ先生にその出来映えを見てもらいます。

森唯菜アナウンサー「先生…あの…」

小林久美子さん「よろしいですか?まず全体みてどこが1番おかしいか話していただければ」

森唯菜アナウンサー「お花がメインにしたかったんですけど、それを支えている松が花を支えているようなデザインにしたかった」

小林久美子さん「花が1番美しく見えるようにしたいという話でしたけど、花はここにしかかたまっていないんですよ。だから花器の中で花を1番美しく見せるためにはここらへんにあった方がきれいなんですよ、そして足元が締まるんです」

森唯菜アナウンサー「お花自体は好きなんですよね、今まで見てきているはずなのにそれを実現しようとするとすごく難しい」

小林久美子さん「この次はまた頑張りましょう」

松下さんのクラスメイト「部活でいつも頑張っているのはもちろん、勉強でも朝は誰よりも早く来て自分から頑張っているのですごい努力家」

松下智美さん「嬉しいです、結構真面目に答えてくれるじゃん」

理系の学科を選択している松下さん。将来はエンジニアになるのが夢なんだそうです。

地元、倶知安町を離れ学生会館で生活をしている條々さん。親元を離れての一人暮らしです。

條々さんのクラスメイト「本当にみんなを思いやって行動できるすばらしい人」

條々美結さん「思ってないしょ~」

條々さんのクラスメイト「思ってる!思ってる!超思ってる!素晴らしい人間です!」

條々美結さん「最初は寂しかったですけど、友だちができたので先輩もいますし大丈夫です」

放課後は、来年2月に香川県で行われる全国大会に向けて、2人で自主練習です。過去の全国大会の動画を見ながら、本番のイメージを膨らませます。

松下智美さん「美結ちゃんだったらここにどんなの入れたらいいと思う?」

條々美結さん「さっき最初に立てようとした高めのでっかい枝みたいなやつ」

松下智美さん「これ私たちが拾って来たんです」

花材をいちから揃えるのはお金がかかるため、普段の練習では大会であまったものや自分たちで拾ってきたものを使います。

松下智美さん「私的には花生けバトルは演技が大事かなと思っていて、審査員の方をみて上げるだけで、松下さんはよく見てるね花材をっていう風になるのでそういうところもポイント高い」

2人が北海道でイチバンになった「花生けバトル」は5分間で作品を完成させ、審査員と観客が作品の出来栄えや所作の美しさを評価します。2年生の松下さんは去年も北海道大会で優勝し、全国大会に出場しました。

松下智美さん「去年、先輩と優勝したので今年は絶対後輩を連れて全国に行きたいと思っていたので叶って嬉しいです」

條々美結さん「(北海道大会は)自分的に悔しいと思うことがたくさんあったので全国大会では、いろんな動画を見たり先輩に聞いたりしながら勉強して、先輩に頼もしいと思ってもらえるように頑張りたい」

全力で生ける5分間の真剣勝負。先輩からのバトンを後輩とともに受け継ぎ、全国の舞台で自分たちの想いを生け花に乗せて表現します。

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