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来店者1万5千人、オープン初日の売り上げで新記録…札幌市北区に北海道内初の「ロピア」開店 (前編)

HTB北海道ニュース / 2024年11月26日 12時46分

(c)HTB

神奈川県に本社を置くコスパ最強をうたう食品スーパー、「ロピア」の道内1号店が、23日札幌にオープンしました。

初日にはロピア史上新記録となった出来事もありました。

■依田英将アナウンサー:

Q何時くらいから並びましたか?

■客:

「6時くらいから。珍しいお肉何かあるかなと思って。」

■客:

「道内のスーパーにはない総菜を買うのを楽しみにきました。」

23日札幌市北区にオープンしたのが、食品スーパー「ロピア」の道内1号店。

開店前には2000人以上もの行列ができ、予定より10分早くオープンしました。

■依田英将アナウンサー:

「バナナの売り方ひとつとってみても楽しさがあります、こんな売り場見たことありますか?」

野菜は山盛り。ロピアのコンセプトのひとつが食の「テーマパーク」。

陳列は買い物をワクワクさせる工夫が施されているんです。

■依田アナ:

「キムチ売り場もこの広さです、でーん。」

同じジャンルの商品を、何十種類も並べて販売するのもロピアの特徴です。

どれにするか迷うのも楽しみのひとつです。

■依田アナ:

「この面、全部ドレッシングです。端から数えました。100種類以上ありました。」

■依田アナ:

「ロピア1番の名物といっていいのがこちらのピザです。

奥の厨房で出来立てがすぐ並びます。

もう陳列、書店の本みたいな感じになっちゃっています。」

総菜コーナーの中でも飛ぶように売れていたのが直径30センチほどの焼きたてのピザ。この日は2000枚以上売れたそうです。

■客:「これはおみやげに。」

■依田アナ:

Q誰用にですか?

■客:「娘です。」

■総菜チーフ:

「北海道のカニとか、サケ、ホタテを使ったお弁当、そういうのをちょっと力入れさせてもらって/盛り付けの量も全然違うので、そういうところでほかのロピアとは違う差別化をやっております。」

ロピアでは店ごとに総菜の商品開発をおこなっていて屯田店のオープンにあわせてつくられたのが「極みGOCHI☆北海炊き込み飯」です。

こちらも屯田店限定の「シカゴピザ」。

重さはおよそ1キロと重量級。ズワイガニの身がぎっしりとトッピングされ中からは、とろとろのチーズがあふれ出てきます。

■依田アナ試食:

「うわーチーズのびるおいしい、チーズとろとろです。「カニグラタン、チーズ多め」、これが一番あう表現。」

■依田アナ:

「牛肉売り場ですが、品数がすごいです。焼肉専門店顔負けの品揃えといってもいいんじゃないでしょうか。」

ロピアは精肉店がルーツ肉の種類や価格も自慢です。

牛を1頭買いしているため希少な部位も販売されています。

■精肉チーフ:

「牛肉イコール高いもの、高ければおいしい/そうじゃないというところを覆したい。

ロピアでは牛肉に力を入れているので、そこの強みを北海道のみなさんにも感じてもらいたい。」

■客:

「お肉がたくさんあって安くていいと思います。」

Q.たくさん買いましたね「買いすぎかもしれませんけれど。」

店名の由来は、「低価格の理想郷」を意味する「ロープライスユートピア」食べ盛りの子ども2人がいる4人家族を意識した大容量の商品がたくさん販売されています。

■ロピア相川博史取締役:

「子育て世代のお客さんがターゲット/その方たちに普段たべるものを安く提供したい。」

■本吉智彦記者:

「開店から10分たたないうちにタラバガニ売り場が空っぽになりました。追加でいま、商品をもってきています。」

鮮魚コーナーでは、オープンセールで冷凍したタラバガニの足を3240円で販売、客が殺到しました鮮魚コーナーでは東京の豊洲市場直送のものもあり、全国の魚介が楽しめるんです。

「ほぼ具」と書かれた巻き寿司は、とにかく具だくさん、オリジナリティあふれる商品です。

店の中は、セールでお買い得な商品も多数あり、ついつい財布のひもが緩みます。

■依田アナ:

「けっこう買われましたが、これ何軒分ですか」

■客:

「2軒分です。豚肉とか牛肉が安かったので。」

■客:

「お総菜の種類が思っていたより多いなと思います。値段やすいので(今後も)来たいと思います。」

こちらの家族は総額23000円を超えるお買いもの。支払いは現金のみ。

カードや電子マネーの決済手数料を省くことで商品の価格を安く抑えています。

■客:

「安くなるのなら、現金で全然大丈夫です。安いほうがいいので。」

■スタッフ:

「こちらはロピアにご来店いただく方の列になります。」

そんな裏側では、入場待ちの長ーい行列が店の周囲を取り囲んでいました。

■客:「予想通りといういう感じです。けっこう並ぶ覚悟してきました。夕方から夜勤なので午前中には帰りたいと思っていますけど。」

この2人は結局、3時間ほど並んだものの午後1時になっても中に入れず、買いものをあきらめました。この日は、およそ1万5000人が訪れる盛況ぶりでロピアが国内外に105店舗あるなか、屯田店がオープン初日の売り上げで新記録となったそうです。

【スタジオ】

ロピアを運営する「OICグループ」はこの10年間で売上が6倍近くになっていて、グループ全体で2031年の決算期で2兆円を目指しています。

その戦略の一環で今回北海道に進出しました。札幌では屯田店のほかに2か所決まっています。福住店は来年2月頃琴似店は来年5月頃のオープンを目指しているということです。また、5年後には25店舗の体勢をめざしています。

(後編へ)

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