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「いつもよりワクワク感」「気づいたら押してる」道内初 レーンで回らず○○で回る 進化した回転寿司

HTB北海道ニュース / 2024年11月29日 16時16分

(c)HTB

札幌市内の回転寿司店にある機械が道内で初めて導入されました。レーンではない”ある場所”にお寿司が流れているんです。

森唯菜アナウンサー

「すべての席にモニターが付いています。画面も大きいですね。」

29日にリニューアルオープンした札幌市豊平区のスシロー豊平西岡店。店内にお寿司がぐるぐると回っているレーンはありません。

レーンは巨大モニターの中にあるんです。道内で初めて導入された「デジタル・スシロー・ビジョン」通称「デジロー」。「デジロー」の中を流れる好きなお寿司をタッチすると注文することができる仕組みです。

森唯菜アナウンサー

「あー惜しかった。」

何皿か注文すると・・・ゲームを楽しめる仕掛けも。さらにお寿司に関する豆知識やクイズもお寿司と一緒に流れてきます。

スシロー豊平西岡店 喜友名将司店長)

「時代の流れに合わせ、これからの回転すしの楽しみ方は何かをスシローで検討し、新たな楽しみ方の一つとしてデジローを開発いたしました。いつ来ても楽しんでいただける店舗空間を作り続けたいと考えています」

「回転寿司」の醍醐味をデジタルで味わえるこちらのお店。お客さんの反応は?

客)

「色んなネタが流れてきて『こんなのもあったんだ』って感じで、お試しでピッピピッピ気づいたら押している」

「(モニターが)大きくて見やすいです」

「いつもよりワクワク感があるなと思います」

目の前を回るお寿司を選んでいた回転寿司。回転寿司評論家の米川さんは、食品ロスの問題や客のいたずら防止の観点から回らない回転寿司が増えていると話します。

回転寿司評論家 米川伸生さん)

「食品ロスが非常に少なくなっていて回している時代は5パーセントだったが0点何パーセントに減っているということはいまの環境に優しい取り組み。」

半世紀以上の歴史をもつ「回転寿司」。人気を持続させるにはさらなるエンターテインメント性が求められるといいます。

回転寿司評論家 米川伸生さん)

「回転寿司はレストランとしての機能とエンタテインメントのアミューズメントパークとしての機能が両立している唯一の業態だと思うので、常にどんな形になるにせよ忘れずに進化してもらいたい。」

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