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利用者から悲鳴 札幌圏の路線バス大幅減便 江別市は朝の通勤・通学時間帯も減便 一部では乗れない人も

HTB北海道ニュース / 2024年12月4日 18時16分

(c)HTB

今月1日のダイヤ改正で札幌圏の路線バスが大幅に減便となりました。江別市では朝の通勤・通学時間帯にも減便となり利用者から悲鳴が上がっています。

井口七海記者)

「ここ野幌から新札幌駅に向かうバスが減便となりました。朝の通勤・通学ラッシュにも影響が出ています。」

江別市のJR野幌駅を通り新札幌駅へ向かうジェイ・アール北海道バスの路線。雪がちらつく中、10人ほどがバス停に並んでいます。

通勤・通学の時間帯である午前7時台の便が今月1日のダイヤの改正により、7本から5本に減ってしまいました。ようやくやってきたバス、しかし車内はすでに多くの乗客が立っている状態です。

井口七海記者)

「中は混雑しています。ほぼ満員の状態になっています。」

この路線の利用者によりますと、先月までは座席に座れる余裕がありましたが、減便の影響で混雑が激しくなりバス停によっては乗れない人も発生しているそうです。

利用客)

「きのうは乗れるか乗れないかギリギリで、次のバス停の人たちは乗れない状況だったので、満員ですね」

「(混みすぎて)乗れる人もいるけど、次で乗ってくださいって止められる人もいました」

「JRも冬になるとよく止まるのでバスが減らされると余計通勤には・・・」

今月1日のダイヤ改正で大幅減便となった札幌圏。北海道中央バス、ジェイ・アール北海道バス、じょうてつバスの大手3社で、あわせておよそ320本が減便しました。

なぜ朝の通勤・通学の時間帯まで減便の対象となったのでしょうか。

ジェイ・アール北海道バスは「影響を最小限に抑えるため利用者が少ない路線などを中心に減便を行ったが、4月に労働時間の法令が変わり勤務終了から開始まで9時間の休息をとらなければならないことから朝の混み合う時間帯にも影響が出た」とし、「状況によっては今後の対応を考えたい」としています。

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