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イチゴショートなのにイチゴ乗ってない!? 常識打ち破るスイーツ続々 札幌No.1スイーツ決めるコンテスト

HTB北海道ニュース / 2024年12月11日 18時1分

(c)HTB

札幌のNo.1スイーツを決めるコンテストが4年ぶりに開かれました。これまでの常識を覆す進化系のいちごショートケーキが登場しました。

森唯菜アナウンサー)

「白いクリームに真っ赤な苺、美味しそうですね~」

16回目、4年ぶりとなる「さっぽろスイーツコンペティション」。今回のテーマは「いちごショートケーキ」で、札幌とその近郊でお菓子作りをする31人のパティシエが応募しました。

書類などの選考を通過し、最終審査に残ったのは、こちらの5作品。ショートケーキといえば三角形を思い浮かべますが、すべて“まるい”形です。なかには、いちごが乗っていない斬新な作品も。

森唯菜アナウンサー)

「審査が始まり、1人目が入ってきました。静かな会場には緊張感が漂っています。」

最終審査は、プレゼンテーションと審査員による試食。鋭い指摘も飛びます。

審査員)

「スポンジのロスはどう考える?」

老若男女問わず多くの人に愛される「いちごショートケーキ」ですが、今回は令和の時代にふさわしい「neoいちごショートケーキ」が求められています。

審査員)

「何よりも僕、ライムを使っているのがけっこう好き。すごく香りがよかった」

審査員たちの質問が集中したのはいちごが乗っていないこちらの作品です。

審査員)

「イチゴが乗ってないのは?」

ル・パティシエ・フルタ 清水公太さん)

「ショートケーキの上のイチゴをお母さんが食べた時にあまりあまりよくない時期のイチゴで。一年中お母さんに美味しいと言ってもらえるショートケーキを作りたいと思って考えたらこうなった」(会場笑い)

実は、清水さんと同じ店に勤める先輩も最終審査に進んでいました。こちらもイチゴはケーキに乗せず、ゼリーの中に入れるつくりになっています。

ル・パティシエ・フルタ 加野拓夢さん)

「ライバルですね。(Q自信のほどは?)あります。」

スイーツ王国さっぽろ推進協議会 中本勉副会長)

「本来ショートケーキと言えば三角形のいちごが乗った形がテーマなんですけど、それを色んな形にアレンジしてきて。ワクワクするというかみなさんの頑張りが伝わってくるようなものでした」

No.1スイーツに選ばれるのは?グランプリは来年1月15日に発表され、受賞者には賞金10万円が贈られます。

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